概要
クモンガとともに現れた怪獣。学名は「クモンガ・アラートゥス」。
アンギラスの槍で切断されたクモンガが再生時に変態した個体であり、姿はクモンガに酷似しているが、背中に2対のトンボのような金色の翅を持ち飛行が可能。
また、同時に現れたカマンガと同じ大鎌を持った個体はゼンブンガと呼ばれている。
工場スタッフの通報に駆けつけた警察官たちを返り討ちにしたほか、巣と化した工場に捕らえられていたスタッフを連れて逃げるオオタキファクトリーの面々を襲撃したが、ジェット・ジャガーβとカマンガとの戦いで生じた火事から巣を守ろうとその場に留まり続けたため、全ての個体は炎に飲まれて焼け死んだと思われる。
余談
名前は「翅(ハネ)」+「クモンガ」であり、これも工場スタッフが呼んだのがそのまま通称になったという。
第11話放送後に突然ゼンブンガとともに学名が追加され、種小名にある「アラートゥス(alatus)」はそのまま「有翼」を意味する。
トンボのような翅で飛翔する姿からメガニューラを連想させるが、同時に翅のデザインはクモンガのオマージュに組み込まれているメガロに近く、よりメガロ要素が強まったとも言える。