概要
学名は「クモンガ・ファルシペス」。
外見はクモンガに酷似しているが、背中や尻尾には鋭いトゲが生え、前脚が自分の体と同じくらい巨大な蟷螂の様な鋭い鎌になっている。
強さはクモンガよりも勝っており、鎌を用いた体当たりでジェット・ジャガーを突き飛ばし、鎌の硬度もJJの振るう「アンギラスの槍」に匹敵するほどであり、鍔迫り合いで火花が生じたほど。また、同時に出現したハネンガの翅にカマンガと同じ鎌を持った個体はゼンブンガと呼ばれる。
最後は上記の闘いで生じた火花が漏れ出た船の燃料に引火して巣が炎上し、それでも巣を守ろうとその場に留まり続けたため、全ての個体は炎に飲まれて焼け死んだと思われる。
余談
名前の由来は「鎌(またはカマキリ)」+「クモンガ」であり、クモンガ同様に工場スタッフが呼び出したのがそのまま通称になったという。
また、学名は第11話放送後にゼンブンガとともに突然追加されたものであり、種小名の「ファルシペス(falcipes)」は「鎌状の脚」を意味する。
一見カマキリをモチーフにしたカマキラスのオマージュと思えるが、同時に鎌や背中のトゲのデザインにはガイガンのオマージュ(トゲは角、鎌の腕には腹部のノコギリや背びれなど)も確認できる。
つまり間接的ではあるが、ジェットジャガーが数十年ぶりにメガロとガイガンと闘ったことになる。(ちなみに第8話の予告編でもJJもといユングがそれについて言及していた)