バラガキ
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ばらがき
バラガキとは、乱暴者や無鉄砲を意味する言葉。
茨掻き。
イバラの様に所構わず引っ掻く様子。また、そこから転じて、乱暴者や無鉄砲の意味。
武州多磨の方言とされる。
司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』では新撰組副長、土方歳三の少年期のあだ名とされ、その影響を受けた数多くの創作物においてもその設定が流用されているものが多い。
土方歳三を元ネタとしたキャラクター、銀魂の土方十四郎においてもその設定が採用されている。
十四郎が11歳の時、大火災の混乱に乗じて土方家に数名の暴漢が襲来し、その際に義兄・土方為五郎が暴漢から十四郎を庇って失明してしまう。
これに激怒した十四郎はそばにあった短刀で暴漢たちを撃退するものの、(やむを得ない事情だったとはいえ)死傷させていたことから他の義兄弟達から「バラガキ」(触れれば棘が刺さるような暴れん坊の意)と呼ばれ、疎まれるようになった。
しかし為五郎だけは、盲目となってからも月1回送られてくる十四郎からの手紙を心待ちにしていた。
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フランスの作家に、ジャン・ジュネという人物がいまして。 彼の事例を通して見ると、二人の関係性を説明できると思ったんです。 ※動乱篇とバラガキ篇、借りて来ました! 4/12、加筆修正。 誤字脱字を見付けた時も、ちょこちょこ修正しています。2,693文字pixiv小説作品