概要
「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」とは、「這いよれ!ニャル子さん」にてニャル子の口から飛び出した爆弾発言である。
解説
八坂真尋とのファーストコンタクトの翌日、護衛対象である真尋を連れだしアニメショップで大量のエンターテイメントの品(漫画やゲーム、ライトノベルやアニメなど)を買い漁ったニャル子に対し「違法じゃないのか?」と問うた真尋への返答がこれ。
この作品では地球は惑星保護機構という宇宙的組織による保護対象となっており、本来ニャル子に代表されるような宇宙人たちが地球の嗜好品を入手するには基本宇宙連合に認可された正規ルートの品を使うほかない(地球ルルイエランドでも流通はされているが、こちらは浮上の期間が限られていることに加えそこに行くためのチケット入手も非常に困難)。
だがニャル子はこれに対してあっさり上記のように言ってのけた。
こんなに強気なのはニャル子が惑星保護機構のエージェント故の強気の発言なんだろう。
使用はTPOを守って正しく使おう
このセリフに対する至極当然の反論として、オダギリジョー主演のドラマ『時効警察』第6話でのセリフでこんなものがある。
「誰にも見つからなかったら罪じゃないと思ってんじゃないよ。バレなくても罪は罪なの!それがわかった時にはもう遅いんだから。バレてしまった罪より、バレなかった罪は一生かけて償わなきゃいけないんだよ!君たちもそうなりたいの!?」
「バレるから罪じゃない、バレない罪こそ背負う罪なんだよ。」
罪から目を背けることに対する怒りが込められているセリフである。
なにより言ってる時点で、犯罪だとカミングアウトしてるようなものなので使い方には十分注意しておこう。
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著作権法:著作権侵害は親告罪であるため、この台詞が当てはまってしまう。厳密にいえば権利者に見つかったとしても権利を行使しないだけの状態である。さらに言えば、訴えたところで喋られると自分の社会的信頼に不利な事があるならば諦めざるを得ない。
完全犯罪:この思想を突き詰めればこれに行きつく。実際、未解決事件については事実上「バレてないから犯人が犯罪者扱いされない」と言える。
暮海杏子:本編にて、犯罪を決めるのは自分たちではなく“法”であり、違法であれば、いずれ法によって裁かれるが、それまでは、ここは「灰色の世界」であり探偵の独擅場と語った(語った場面自体は主人公がこの時点で人間でないことを除けば、確実に不法侵入だが)。
つかまるよ、マジで。:ある意味対義語。
空条承太郎:シリーズで最も正義感の強い彼ではあるが、似たような発言をしていた。
バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ……………」
「エドワード・エルリック:訳ありで石ころの山を金に錬成した際「なあに、バレなきゃいいんだよ、バレなきゃ」と発言。その後は元に戻している。
橘芽依:人外の幼女を拉致してホルマリン漬けにしようとしたが、相手に氷を操る特殊能力で抵抗されて断念。氷ちゃんを遊佐の元へと返したら上記の経緯を知らない彼女に感謝され、彼女らが立ち去った後、似た様な発言をしている。