バーバリーシープ

ばーばりーしーぷ

哺乳綱偶蹄目ウシ科に属する動物。

概要

体長1.3~1.7m、肩高75cm~1.1m、体重40~145Kg。

食べ物は草、木の葉等。

サハラ砂漠周辺の山の岩場に生息。

喉に長いタテガミ、前足の付け根にも長い毛が生えている。

群れで生活し、繁殖期に雄は角をぶつけて戦う。

スポーツハンティングのために北米に移入され、カリフォルニア州、テキサス州、ニューメキシコ州で定着が確認されている。特にテキサス州ではやたらと繁殖しまくり、在来種のビッグホーン（オオツノヒツジ）の復帰を妨げる問題が生じている。

一方、本来の棲息地である北アフリカでは頭数が減少し、絶滅危惧種(VU)になっている。

北アフリカに生息する野生動物が他の大陸に持ち込まれた結果、問題になるほど増えまくるが本来の棲息地では絶滅の危機、という状況という点でオーストラリアのヒトコブラクダ問題と共通している。

亜種

• モロッコバーバリーシープ
• スーダンバーバリーシープ
• エジプトバーバリーシープ（絶滅?）
• サハラバーバリーシープ

関連項目

ウシ科　野生ヒツジ