想像できる未来は、全て現実となる。
概要
『パンドラの果実』は、日本テレビ系列の土曜ドラマ枠で2022年に放送されたドラマ。原作は中村啓の「SCIS 科学犯罪捜査班」シリーズ。
主演はディーン・フジオカ、岸井ゆきの、ユースケ・サンタマリア。ディーン・フジオカは主題歌「Apple」も担当している。
登場人物
- 小比類巻祐一(演:ディーン・フジオカ)
本編の主人公。「科学犯罪対策室」室長。帝都大学生命工学科を主席で卒業した警察官僚。階級は警視正。最上からは「コッヒー」と呼ばれている。
基本、同僚でも敬語で接する。科学の可能性を信じており、AIや仮想現実に肯定的。
妻を亡くしており、義母と娘の三人暮らし。妻は現在、アメリカの研究施設で冷凍保存されており、医療技術が発展した未来で彼女を蘇生するためにその希望を捨てていない。
- 最上由紀子(演:岸井ゆきの)
元天才科学者。小比類巻が警察庁内に創設した「科学犯罪対策室」のアドバイザーとして招聘される。あだ名のセンスが微妙。長谷部からは「食い意地が張っている」と言われる。
感覚で行動するタイプ。3年前のある出来事を機に、科学界から身を引いていた。AIや仮想現実には否定的で「科学は科学」「科学には越えてはいけない一線がある」と主張。幽霊やオカルトの類いは信じていないが、実は怖がっている。16歳でMIT入学、19歳でレトロウィルスの逆転写酵素の研究で博士号を取得している本物の天才。
- 長谷部勉(演:ユースケ・サンタマリア)
「科学犯罪対策室」のメンバーであり、元警視庁刑事部捜査一課の刑事。階級は警部。最上曰く「ハセドン」。娘がいるが、離婚したために会えずにいる。警視庁内での検挙率ナンバーワンであることを買われた。
頭よりも足を使って真実に迫る。幽霊やオカルトの類いは苦手。