「ヒエロニムス、この名前を皆さんはご存じないでしょうか?これは架空の名前ではありません。20世紀にアメリカに実在したある発明をした研究者の名前なのです。これからご覧頂くのは或いは既に起こっているかもしれない物語なのです」
ストーリー
奇妙な予告がネット上を騒がせていた。
「ニュースシンフォニーのキャスター桑原真奈美を、番組開始と同時に消す」と言うものであった。
真奈美の夫であるTV局の米田は番組に出るのを止めるも彼女はネットの中傷だと言って聞く耳を持とうとしなかった。
マスコミが見守る中、番組開始と同時になんと真奈美は本番の最中にテレポートのように本当に消えてしまったのだ。突然の出来事にスタジオにいたスタッフやマスコミ、更には視聴者たちもパニックに陥る。
彼女が消えた直後に逃げるように自宅へ戻った米田の前に下僕の一人を名乗る太田と言う男がヒエロニムスマシンを携えて現れた。
渡会教授によればこれはヒエロニムスがかつて作った装置によるものでは無いかと言う。
余談
この回は非常に多くの謎を残したまま終わっている。
- 一体ヒエロニムスの下僕とは何だったのか?
- 何故人間をマシンで消すのか?
- 太田に指示を出していたのは誰だったのか?
- 最後に太田を突き落とした偽装刑事は何者だったのか?
とまあ多くの謎が残っている。