ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ヒロべる

ひろべる

ヒロべるとは、アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』のキャラクター、速水ヒロと蓮城寺べるのカップリングである
目次 [非表示]

概要編集

ヒロべるとは、アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』、『KING OF PRISM』のキャラクター、速水ヒロ蓮城寺べるのカップリングである。


プリティーリズム・レインボーライブでの関係編集

プリティーリズム・レインボーライブ』は2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ(全51話)

物語当初よりヒロはべるのプリズムショーがある度に彼女に薔薇を送っている。べるもヒロの裏事情を把握しているかのような描写があるなど、他と比べて特殊な立ち位置を匂わせる描写が多かった。

中盤からはヒロがべるを特に気にかけている事が分かる心理描写がはっきりと入るようになる。


公式書籍での本編解説編集

レインボーライブ公式ガイドブック(2013年12月)

「プリティーリズム・レインボーライブ アニメ公式ガイドブック」では『高みを目指すヒロとべる』という解説があり

  • 常にヒロはべるを心配し、海外留学や店長、プリズムライブができないなど悩んでいるべるをフォローしている
  • べるのプリズムライブ成功後、べるとは違う道を進むのだと涙を流すヒロ
  • べるもカヅキとの2度目の対決で敗れて、どこか精彩の欠けたヒロの不調を気にかけていた
  • 仲間と絆でつながり孤高でなくなったべるとは、違う道を進むのだと1人、邁進していたヒロだったが、べるに心の安らぎを求め、思わず抱きしめてしまう

などの説明がされている。


オールスターセレクション公式ガイドブック(2014年7月)

「プリティーリズム・オールスターセレクション アニメ公式ガイドブック」ではべるのキャラクター紹介ページに「共に高みを目指したヒロ」という解説があり

  • ヒロとは「トップに立つ人間は誰にも助けを求められない」という悩みを共有し、高みを目指す物同士
  • そのうえでヒロは繊細なべるの為にバラを贈り続けた
  • ヒロは誰にも言わずに海外に留学しようとしていたべるをわかなとおとはに知らせて救い、悩み解決の糸口となった
  • 法月仁の陰謀からスター生命を賭けて守った
  • クイーンを懸けた大会で不安に駆られたべるを「いくらくじけても立ち上がれる存在」と励まし、べるは不安を払拭、クイーンに輝いた

などの説明がされている。


ヒロのキャラクター紹介ページにも「傀儡に身をやつす決意 それを覆したのはべるへの想い」という解説があり

  • 仁から過去や親のトラブルを巡った脅しを受け操られるヒロ。様子が違うと感じたべるが尋ねるが「こういう生き方しか出来ない」と返答し去る。その夜、何かを覚悟したのか、ヒロはべるを抱きしめた
  • ジュネを越えられなかったべるを責め、従わせようとする仁。べるが自分と同じ目に遭うと感じたヒロは、自分の過去、「pride」の作詞作曲がコウジだったことなど、ファンの前で全てを暴露した

などの説明がされている。


プリズムスタービジュアルブック(2014年8月)

「プリティーリズム プリズムスタービジュアルブック」ではヒロのキャラクター紹介ページに

べるに想いを寄せるヒロは、ことあるごとに彼女に救いの手を差し伸べる

という説明がされている。


その他公式見解など

さよなら、べる

24話『ひとりぼっちの女王』(通称プリズムダイブ回)では、べるが政治家の娘の誕生パーティーでプリズムライブを飛ぼうとして駄目だった描写があるが、そのショーの入場料が実は90万円(30万円×3人分)で、その場に居合わせたヒロはそれを自腹で支払ってべるの様子を見に来たと監督のツイッターで解説されている。

高額な入場料は「政治家の資金集めも兼ねたパーティーだから」との事。


最終話のヒロの失恋発言の内容については描写の曖昧さもあり視聴者の間で解釈が分かれている事もあるが、監督により相手がべるだと公言されている。本編中のヒロがべるに恋愛感情を抱いていた事が確定となった。

「最終話で失恋したと言っていましたが、あれは相手の身分が高すぎて、自分はふさわしくないと自ら身を引いたんです。お互いが良くても周りが気にしますし、それで悲しむぐらいなら、想いが溢れる前に止めておこうとしたわけです」 (オトメディア2014年8月号)

失恋と称されているものの実際には告白自体しておらず自己完結している為、今後ヒロ側の身分差意識が改善されればもしかしたら…?という想像の余地も残る結果になっている


べるの恋愛関係の描写については公式カイドブックの監督と脚本の坪田氏の対談で、「べるがDJ.Cooに惚れているのでは?」との疑惑を否定する際に「まだ、べるとなるは話の中で一番子供だから、そういう事(恋愛)がわかるまでは達していない」と評されている。べると同時に名前の出た彩瀬なるは最終話で神浜コウジが自身にとっての無自覚の初恋だった事に気付いており、べるの方も今後成長の余地があるのではないかと思われる。


作中でのヒロとコウジの和解についても、監督インタビューでヒロがべるの為にした行動がきっかけになっていると語られている。

―もはや(ヒロとコウジの)関係修復の余地なしと思われましたが、事態が動いた直接のきっかけは、べるだったのでしょうか。
菱田「そうですね。過去の自分と同じように、べるが脅されてピンチに陥ったのを見て、もう仁と刺し違えてでもなんとか止めようと。それがコウジとの和解にもつながったわけです。やっぱりヒロも本当の王子様になってみたかったんですね(笑)」 (アニメージュ2016年11月号増刊 再掲記事)

ヒロがべるに渡した薔薇の花言葉

【スパコミ新刊】ヒロべる本サンプル【※5/30追記】

公式で明言されてはいないが、ヒロが『レインボーライブ』作中でべるに送った薔薇の花束の本数にも花言葉があり、意味に合わせて演出しているのではないかという説もある。

11話Go for ドリーミングセッション!1本(一目ぼれ、あなたしかいない)
20話心重ねてときめきセッション!花束
29話私はべる!店長にな~る♪10本(あなたは可愛い、あなたは完璧)
38話聖夜にハッピーベルがなる5本(あなたに出会えて本当によかった)
48話私らしく、人間らしく花束
51話GIFT1本(一目ぼれ、あなたしかいない)

参考元:『色や本数で意味も変わる! 薔薇の奥深い花言葉』



RL終了後の関係編集

本編終了後発売されたCD『Over The Rainbow SPECIAL FAN DISC』(2015年12月発売)のドラマパート『Over The Rainbow 1周年記念ライブ楽屋にて』では、ヒロが仁科カヅキにべるとの関係を尋ねられ、交際疑惑自体は否定するものの、二人の関係を「友達以上恋人未満」と表現している。


『KING OF PRISM by PrettyRhythm』での関係編集

ときめきサイクリ~ング

KING OF PRISM by PrettyRhythm』は『レインボーライブ』のスピンオフ映画。2016年1月公開。『KING OF PRISM』シリーズは前後編として構想されており、前編にあたる。


作中では速水ヒロ神浜コウジ仁科カヅキがジャンプ技「二人で行こう!純愛!トキメキサイクリング」を披露。円盤購入特典の脚本・絵コンテでヒロの相手はべると表記されており、べるの漕ぐ自転車の後ろに乗り頬にキスをして「好き」と告白している。 (絵コンテでは「あくまで見てる人の主観です」との注釈あり)


公式サイトにある『90秒でわかる!Over The Rainbow』という動画ではナレーションをしているヒロが

「どん底にいた僕を奮い立たせたのは蓮城寺べるの姿だった。法月仁の魔の手からべるを救うために過去の過ちをすべて告白する事で主催の悪事を晒す決心をした」

と『レインボーライブ』での自身の行動を解説している。

公式動画:90秒でわかる!Over The Rainbow


KING OF PRISM』でメインキャラクターに昇格した涼野ユウはべるに恋愛感情を抱いており、キャラインタビューでは

「ヒロが現役のうちに絶対に超えてやる! 蓮城寺べると付き合ってるとか噂になって調子に乗ってるからな。」

と発言している。ヒロがべるとの関係性からユウにライバル視される構図となっている。

掲載記事:『KING OF PRISM』連続新キャラインタビュー:涼野ユウ


KING OF PRISM(前編)以降の関係編集

イベント「Over the Rainbow SPECIAL THANKS PARTY!」での関係

「KING OF PRISM Over the Rainbow SPECIAL THANKS PARTY!」は2016年9月に開催された『KING OF PRISM』のイベント。菱田監督が書き下ろしたシナリオが公式キャストによって演じられており、ボイスメッセージでは『レインボーライブ』の女子も登場している。べる本人は喋らないがヒロにメッセージを送っており、森園わかなが代理で読み上げている。

わかな「あぁ~、そういえば、べるからヒロに伝言預かってるにゃ。『ヒロ、今日はたくさんのお客さまと過ごすので、とっても楽しい一日だとは思うけれど、あまり調子に乗って、エーデルローズの格を落とさないように気をつけてね。蓮城寺べる』だってにゃ! 相変わらずお固いにゃ!」

小鳥遊おとはのヒロへの応援コメントでも、べるがヒロを応援していると語られている。

おとは「ヒロさん、がんばってください。べるさんも応援しています。って、いけません、私、いとさんを探してきます~!」

掲載記事:『キンプリ』2万人同時応援上映イベントで柿原徹也・前野智昭・増田俊樹ライブ披露


KING OF PRISM -PRIDE the HERO- ユニットプロジェクト』での関係

サマースカイ・モノローグ

『ユニットプロジェクト』は『KING OF PRISM』の後編に当たる『PRIDE the HERO』の前日譚的扱いのユニットCD企画。ヒロはユウとユニットを組み、ユニット曲「サマースカイ・モノローグ」とオーディオドラマで共演している。

CDは九州・沖縄先行発売の『劇場限定版』(2017年04月26日)と、『全国版』(2017年05月24日発売)の2種類あり、後発の『全国版』でアナザージャケットやオーディオドラマ等の特典が増えている。


ユニット曲「サマースカイ・モノローグ」には

「コウジがいなくなることで、強がるヒロを心配してしまうユウ。でも、立ち止まってはいられない。あの一輪のバラのように、自分たちも強く咲きたい。同じ女性を思い浮かべながら、つながる空に思いを馳せる2人の歌」

との公式説明文があり、ヒロとユウが二人でべるを想いながら歌う楽曲となっている。

公式サイト:ユニットプロジェクトCD紹介ページ


ヒロ役の前野氏も『PASH』2017年5月号のインタビューで

「プロデューサーの西さんから、「蓮城寺べるを想って歌ってください」とリクエストがありました。『プリティーリズム・レインボーライブ』のキャラクター達がこの曲を聴いたら泣いてしまうような、そんな歌にしたいとも。熱い思いが伝わってきたので、僕なりに全力で応えようと思いましたね」

と語っており、

「緩急が激しい曲なので、強弱のつけ方が難しかったです。ただ、それだけを意識してしまうと気持ちが乗らないので、感情を優先して歌わせていただきました。べるのことを歌った曲ということで、TVシリーズを思い出しながら」

との趣旨のコメントをしている。


前野氏は『Cool Voice Vol.22』2017年5月のインタビューでも、

「プロデューサーの西(浩子)さんから、「べるの事を想って歌って欲しい」とご指示をいただいて歌っております。『レインボーライブ』時代から関わってきたキャラクターが聴いたら、泣いてしまうくらいの想いを込めています。非常に綿密な打ち合わせを経てのレコーディングだったので、緊張やプレッシャーもありましたが、すばらしい仕上がりになっていると思います。それぞれのキャラの心情をしっかり描いた歌詞を用意していただいたので、すんなりと自分のなかに落ちてきて、とても気持ちよく歌わせていただきました。歌詞は全部お気に入りです。べるに対しての歌詞にあるとおりの想いを込めて歌ってたんですが…それをユウくんと一緒に歌わせていただいて」

と語っている。該当インタビューは2018年2月発売の「KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!」に再録されている。


プロデューサーの西氏も

「ヒロのつらい気持ちを本当に理解しているのは、エーデルローズの中ではユウだけ。コウジとのこと、そしてふたりの中で特別な存在である蓮城寺べるという女の子のこと。ヒロとユウの中には共通して「べるとコウジ」という存在がいるので、その大切な人について歌える曲がいいなと思って作ってもらいました。この曲だけ、ユウが作詞作曲をしているんです。ヒロが思っていることをユウが聞いて、歌詞を書いています」

とインタビューでコメントしており、ヒロにとってべるが特別な存在であり、ヒロの気持ちをユウが歌詞に書いたと語られている。

掲載記事:『キンプリ』新作劇場版は「初めて見ても楽しめる」! 西Pに聞く、ジェットコースターのように引き込まれる魅力とは?


『全国版』に収録されているオーディオドラマは全2話。


第1話「ユニットプロジェクト、始動!」<全ユニット共通ドラマ>
第2話「各ユニット別~組み合わせ決定編~」

第2話ではユウがヒロにライバル宣言をし「せいぜい蓮城寺べるに見捨てられないように頑張るんだな」と言い、それを聞いたヒロがユウを冷やかしている。

この後のエピソードは映画『PRIDE the HERO』の九州・沖縄限定で先行公開されていた先付ボイスドラマとして第3~6話まで存在する。『PRIDE the HERO』の円盤購入特典では、CD収録の1~2話も含めた全6話が付属している。


雑誌記事での関係編集

『2D☆STAR』 Vol.5 2016年11月

KING OF PRISMメインキャラクターのインタビューが掲載されており、各キャラについての印象を答えるコーナーがある。「ヒロくんのすごいところ!」という項目では、涼野ユウ

ユウ「すごいところなんてあるわけないだろ!!アイツよりおれのほうが1万倍すごい!べると仲がいいからって調子に乗るなよ!!!!」

とヒロをライバル視しながら、ヒロとべるの仲の良さについて言及している。


「ユウくんのここが意外!?」という項目では、ヒロが

ヒロ「べるの大ファンなんですよね。ウフフ」

とユウがべるのファンである事について言及している。


色について思い浮かぶ人物を答えるコーナーもあり「赤と聞いて思い浮かべる人はだれですか?」という質問ではヒロが

ヒロ「蓮城寺べる。尊い情熱の人ですから」

と答えており、べるを連想しながら尊いと表現している。


『PASH!』 2017年3月号

KING OF PRISM』以降に掲載された雑誌記事。涼野ユウメインのキャラインタビューとショートストーリー。

ユウのキャラインタビューでは

「ヒロ様と蓮城寺べる様の仲がいいことについてどう思っていますか?」

という質問があり

ユウ「すっげームカつく!付き合いが長いからって、恋人同士みたいに噂されてんのもすっげーイライラする!…まぁでも、それだけべるが魅力的で、みんなが噂したがるくらい最高のクィーンってことだからな、今は言わせといてやる。ムカつくけどな!」

とユウが返答しており、ヒロとべるが恋人同士みたいに噂されている事についてユウがライバル視している。


ユウメインのSS「伝われ、愛のメッセージ」では、ヒロがホワイトデーにプレゼントを用意しており、カケルに

カケル「ところで左手に持っているプレゼントは何ですか?もしかして、彼女さんにプレゼントとか~」

と誰に渡すのか尋ねられ、

ヒロ「ああ、べるに。バレンタインのお返しにと思って」

とヒロが微笑みながら返答している様子が描かれている。べるがヒロにバレンタインチョコを贈っており、ヒロがそのお返しにプレゼントを用意している事が明らかになった。


べるはユウにもチョコを贈っており、ユウがはりきってお礼の手紙を出している。べるはユウの誕生日のホワイトデーにお返しの手紙を送っているが、その中で

「お手紙ありがとう。心がこもってて感動したわ。さすがはヒロたちの後輩ね」

とヒロの名前を出した褒め言葉を使ってしまった為、ユウがやきもきする事になった。

SSパートは2018年2月発売の「KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!」に再録されている。


『PASH!』 2017年7月号

『PRIDE the HERO』放映直前に掲載された雑誌記事。ヒロ、べる、ユウの3人が並ぶ描き下ろしイラストとポスターが付録になっている。『KING OF PRISM』シリーズの版権イラストで女子キャラが描かれるのはこれが初。

イラストは2018年2月発売の「KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!」に再録されている。

外部リンク:PASH!公式Twitterの告知ツイート



『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』での関係編集

★

2017年6月10日に公開された『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の後編にあたる映画。


『PRIDE the HERO』作中ではべるも登場しており、ヒロがプリズムキングカップの試合前に法月仁に買収された観客から妨害を受けたシーンでは観客席から「最後までちゃんと聴いてください!」とヒロの心配をする様子が描かれている。


ヒロの大会での4連続ジャンプは「レインボーライブ」48話のべるの7連続と似た演出も用いられており、ヒロがべるに影響を受けた結果ではないかと推測される。


EDイラスト解説

ラリー企画用イラスト

EDではヒロとべるが握手をしている止め絵が描写され、エーデルローズとベルローズが業務提携している。映画前編でエーデルローズ女子部を法月仁の手から守る為に氷室聖が独立させるという描写があったが、本作でのヒロの優勝により金銭問題が解決した為、分離された女子部(ベルローズ)と男子部(エーデルローズ)が再び共同体に戻っている。

このシーンは「-PRIDE the HERO- 公式設定資料集」で監督により

「今回ヒロがキングになりお金の心配もなくなったので、業務提携という形でもとの鞘に収まったという事を見せたかったんです。個人的にはヒロとべるの握手は感慨深いものがあります。今やキングとクイーンですから」

と解説されている。


べるの妖精

ヒロべるログ

作中のヒロのジャンプ4連続目「王位戴冠 THE KING OF PRISM」では、ヒロがサイリウムで黄色く染まった観客席を飛び跳ねるシーンがあるが、その時、べるの妖精もヒロと一緒に飛び跳ねている。「べるがヒロの為にバイオリンを弾いている」という演出の為、そのシーンからprideの間奏部分にバイオリンの音色が入っている。


prideの編曲については『spoon.2Di vol.34』の記事で「こだわった本作の見どころについて教えてください」との質問に対し、プロデューサーの西氏が「ヒロの『Pride -KING OF PRISM ver.-』です」と答えている。楽曲アレンジに関するこだわりが語られたインタビューの中で

「ヒロがキングになるには蓮城寺べるの存在は外せないという思いがありましたので、べるのバイオリンを入れていただきたいと、『プリティーリズム・レインボーライブ』のべるの曲と同じ方に演奏していただきました。それで、お客さまがステージを見てヒロを応援している後ろからべるが応援しているようなイメージで、映画館の5.1chのスピーカーでバイオリンの音が後ろから聴こえてくるようにしてもらったりしました」

と語られており、べるの演奏するバイオリンがヒロの曲に入っている事が明かされている。


当初はべるの要素は音源のみの予定だったが、西氏のこだわりを受け

「やっぱりそのシーンにはべるが必要だよねということになって、絵的にもべるを足したんです。あそこは菱田さんのこだわりであとから現場で足したシーンなので、絵コンテにも入っていないところですね」

とプロデューサーの依田氏のインタビューでも語られており、菱田監督のこだわりで映像にもべるが追加されたと説明されている。

後から現場で追加されたシーンの為、初期に作られた円盤特典のシナリオや絵コンテにはこのシーンのべるの記述はないが、映像にはべるが映っている状態になっている。


べるの描写については監督の舞台挨拶でも「CGディレクターの乙部さんに無理をいって作ってもらいました。最後の最後にあがってきた」等の裏話が語られている。


雑誌記事でも

「ヒロが『pride』を歌っているとき、間奏でヴァイオリンを弾いている妖精は誰?」

という質問が掲載されており、菱田監督が

「蓮城寺べるです。」

と回答している。(2017年7月10日発売 PASH!8月号掲載)


追加されたべるの映像に関しては、「KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!」に掲載されているCGディレクターの乙部氏のインタビューでも

「ヒロのプリズムジャンプ「王位戴冠 THE KING OF PRISM」のとき、ヴァイオリンの音色に合わせて監督が「ここで(蓮城寺)べるを出したい」と言ってきたんです。僕も『レインボーライブ』の女性キャラクターがヒロを祝福してくれるような演出があったらいいなと思っていたので、絵コンテを楽しみにしていました。そうしたら、彩瀬なるたちが巨大な女神像として登場していて、「やっぱり考え方が違うな」と(笑)。でもどうせなら、べる以外のキャラクターも出したらどうかと思い、「ほかのキャラクターも出しますか?」と提案したのですが、べるだけでいいという事でした。確かに全員出すと監督の狙いが変わってしまう気がしたので、そこは引き下がりましたね」

と語られており、登場するのはべる1人のみという菱田監督のこだわりが語られている。


涼野ユウとの関係

涼野ユウは相変わらずべるとの関係からヒロをライバル視しており、大会でヒロを倒す事を目標にしている様子が描かれている。prideの権利が法月仁に奪われ、大会で使用出来なくなった後は、姉の涼野いとと共同でヒロの為にコウジが残した曲のラフを仕上げ「弱ってるお前をやっつけてもべるは振り向かねーからな」と気遣っている。


速水ヒロ 王位戴冠メッセージ

「王位戴冠記念BOX」の円盤特典として収録されているヒロのメッセージでは、本編で悩んでいた時期などを振り返っており

「とある人が『愛はいつもすぐそばにある』と教えてくれた」

と語っている。

「愛はあなたの傍にある」というセリフは、RL23話でプリズムライブが出来ずに苦しむべるの元に、一輪の薔薇を持って現れたりんねのセリフと一致している。具体的に描写されていないが、「とある人」の発言は過去の経験を元にべるがヒロに告げたアドバイスではないかと推察される。


『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』先付ミニドラマでの関係編集

サマースカイ・モノローグ

『PRIDE the HERO』の先付映像として上映されるユニットプロジェクトCDとの連動ミニドラマ。ヒロ&ユウのユニットは九州・沖縄の劇場で公開され、週替わりで第3~6話を上映していた。


先付ミニドラマは『PRIDE the HERO』の円盤特典として収録されている。

円盤は特典別で3種類発売されており、「王位戴冠記念BOX」「初回生産特装版」にはミニドラマも付属しているが、「通常版」には収録されていないので注意。

参照元:「PRIDE the HERO」公式サイト DISCOGRAPY


内容はユニットCD『全国版』に収録されているオーディオドラマ(全2話)の続編で、『PRIDE the HERO』本編の前日譚となっている。オーディオドラマ収録の1~2話も既存映像を流用し動画化したものが円盤特典として収録されている。

第1話「ユニットプロジェクト、始動!」<全ユニット共通ドラマ>(CD音源と同じ)
第2話「各ユニット別~組み合わせ決定編~」(CD音源と同じ)
第3話「現地到着編」
第4話「作詞編」
第5話「ビーチライブ開催編」
第6話「帰り道編」

第2話「組み合わせ決定編」では、ユウがヒロにライバル宣言をし「せいぜい蓮城寺べるに見捨てられないように頑張るんだな」と言い、それを聞いたヒロがユウを冷やかしている。


第4話「作詞編」ではユウが、コウジのハリウッド行きが決定した影響で元気のないヒロに気付く。「姉ちゃんも平気そうなフリしてるけど元気ないし…見てられない。皆嫌なら止めればいいじゃん」と提案する。しかし、ヒロはべるを高みを目指した薔薇に例えて「俺はもっと前に進まなきゃいけないんだ」と返答する。

「高みを目指した薔薇の話だよ。ほら、ユウも目指してる憧れの人がいるだろう?コウジにも、そしてべるにもちゃんと未来の速水ヒロを見て欲しいんだ。だから頑張るよ」

この話を聞いたユウは、当初作っていたロック調のユニット曲ではなく、ヒロの話を元にした曲(サマースカイ・モノローグ)を一晩で作る決意している。


第5話「ビーチライブ開催編」では、一晩で曲を作ったユウが「俺様のこの歌を完璧に歌えたら、ライバルとして認めてやる!」と宣言。ヒロは「あれ?まだライバルとしても認めて貰えてなかったんだ」とリアクションしている。

曲を聞いたヒロは「すごく素敵な曲だ、ユウの気持ちも入ってるんだね」と感動する。ユウが「歌ってみようぜ」と言った直後に

ヒロ「うっ…」

ユウ「…おい、どうしたんだよ」

という間があり、ヒロが感極まっている様子が窺える。


2017年3月発売の「2D☆STAR Vol.6」では、各ユニットのSSが掲載されている。先付ミニドラマの後日談に当たる。ヒロ&ユウのSSでは、2人が沖縄での出来事をインタビュー形式で振り返っている。

ユニットソングについて、ヒロはユウの作曲について

ヒロ「いろいろあって作り直してくれたんだよね、1日で。ユウのおかげでとっても素敵なバラードになりました。そっと涙をぬぐってくれるような、心に優しく響く曲です」

と語っている。「歌詞に込めた思い」についての質問には

「僕がいろいろ話したことをユウが歌詞にしてくれたんです。できあがってきた歌詞を読んだとき、こんなに心を見透かされていたの!?って、ちょっとお手上げでした」

と、歌詞の完成度に感服している。

「レコーディングは順調でしたか?」という質問には、ヒロは「順調でした」と答えるが、それを聞いたユウが「うそつけ。お前、歌ってる途中でちょっと泣いて、声が震えてたって聞いたぞ」と訂正している。


『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』以降の関係編集

KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!(2018年2月)

「KING OF PRISM 公式ムック Ready Sparking!」では、「PRIDE the HERO」後の時系列の各キャラクターへのインタビューが掲載されている。涼野ユウに対するQ&Aでは「ライバルは誰ですか?」という質問があり

「速水ヒロ!付き合いが長いからって、蓮城寺べると恋人同士みたいにイチャイチャしやがって。調子に乗るなよな!」

と相変わらずヒロをライバル視している様子が窺える。


ゲーム『KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE』での関係編集

「KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE」は2017/8/5にリリースされた「KING OF PRISM」のリズムゲーム。公式の略称は「キンプリラッシュ」。メインキャラクターは男子のみで、女子は直接的な登場はしていないが、一部のシナリオでべるの名前が出ている。


ダイジェスト『KING OF PRISM by PrettyRhythm』

RLでのあらすじが描写されているダイジェスト。ファンレベル3到達で解放される「ダイジェスト3」では

「大切な人を法月仁の手から救うため、ヒロはとうとう、ステージで客席を前にすべての真実を語る」

と本編でべるの為にヒロがした行動を振り返っている。


4章『僕らが本気(マジ)になる理由』

涼野ユウが他のエーデルローズ候補生達に依頼され、皆のマイソング作りに取り掛かるストーリー。ファンレベル19で解放される「4章 #1」では、曲作りが難航して悩んでいるユウの元に、シンから事情を聞いたヒロが現れる。ユウは「お前なんかに心配されなくても」と突き放すが、ヒロは「別に励ましに来た訳じゃない」と返答し、叱咤激励する。

悩んでいるユウの姿を「情けない」と評し

「そんなんで、蓮城寺べるに認めてもらおうだなんて、億千万年早いぞ!?」

と語るヒロにユウは動揺する。

ヒロは「言いたい事があるならはっきり言え!」と更に発破をかけ、それを受けたユウは「おれは、速水ヒロを倒す!!!お前が泣きベソかいて羨ましがるような曲を、おれは書くんだ!!!」といつもの調子を取り戻す。その様子を見たヒロも「ふふ、ユウらしい。……楽しみにしているよ。」と安心したものの、突如現れた十王院カケルのジェット機によってユウはハリウッドへの創作の旅へと強制連行される。


『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』での関係編集

2019年3月2日から映画にて先行上映された『KING OF PRISM』シリーズの続編。2019年4月からTVアニメ(全12話)としても放送された。

『PRIDE the HERO』の翌年の設定となっている。


第1話『速水ヒロ/神浜コウジ/仁科カヅキ 虹を越えたその先に』

一条シンによる涼野ユウのキャラ紹介では、「蓮城寺べるさんの大ファンで、何故かヒロさんにライバル意識を持っているみたい」とのナレーションと共に、ヒロとべるが隣り合っているOver The Rainbow、ベルローズ、ハッピーレイン9人の集合写真が映っている。


速水ヒロ、神浜コウジ、仁科カヅキがジャンプ技「彼ん家直通!嬉し!恥ずかし!ときめきオールナイト」を披露。ヒロのプリズムアフレコ相手はべるになっており、ヒロの部屋にやってきたべるが寝たふりをしていたらヒロにキスされそうになり、驚いた後「このいたずら子猫ちゃん」とデコピンされている。


第7話『西園寺レオ 心の花を咲かせましょう?』

去年行われた「ミスター&ミス華京院スーパーコンテスト」にヒロはべるの私服と同じ衣装で出場しており、「絶対に俺が優勝だと思ってたのに」と自信を持っていた。


舞台『KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-』での関係編集

2020年2月20日に公開された『KING OF PRISM』シリーズの舞台2作目。

脚本は舞台前作と同様、菱田監督が手がけており、アニメを補完する内容となっている。


『PRIDE the HERO』と『Shiny Seven Stars』の間にあたるストリート系のデュオ大会「KIDUNA climax」と、『Shiny Seven Stars』で開催された大会「PRISM1」が描かれている。


「KIDUNA climax」ではヒロはユウにデュオを組まないかと誘われ、最初は拒否するものの、ユウが「べるを取られるのが怖いんだろ」と言った瞬間、ヒロの態度が一変。

「いいよ一緒に出よう。べるは渡さないぞ」

と返答し、デュオを組む事を了承する。

大会でのヒロのショーはべるを意識した演出が多用されており、前口上はべると同じ「薔薇の力、見せてあげる!」

レインボーライブ」48話で飛んだべるのジャンプ

  • 革命のロゼッタネビュラ
  • 夢幻プリズムフェニックス
  • 審判のクイーンズゲート
  • 宣誓!永遠のワルキューレハート

をソロで飛び、4連続前のモノローグもべるの7連続と同一のセリフになっている。

得点も「レインボーライブ」48話のべると同じ13020iizeを獲得。


ユウはヒロの勢いに圧倒されるがその後、べるの戦っていた世界の大変さを知り、「ありがとな、べるが見た世界を見せてくれて」とヒロに感謝をし、後半の「PRISM1」でのユウのジャンプに繋がる演出となっている。

DJ.KOOもヒロのショーに「べるちゃんを見てるみたいだったよ」とコメントしている。


関連タグ編集

プリティーリズム・レインボーライブ KINGOFPRISMbyPrettyRhythm

速水ヒロ 蓮城寺べる

関連記事

親記事

プリティーリズム・レインボーライブのNLカップリング一覧 ぷりてぃーりずむれいんぼーらいぶののまかぷいちらん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1775145

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました