ユウあん
ゆうあん
「プリティーリズム・レインボーライブ」は2013年4月~2014年3月に放送されたTVアニメ(全51話)
福原あんは本作のメインキャラクターとして登場。
涼野ユウは福原あんのチームメイトである涼野いとの弟として登場している。
30話「誓いのクロスロード」
彩瀬なる、福原あん、涼野いと、りんねの4人が学校の修学旅行でいとの母親・涼野鶴と、弟の涼野ユウの住んでいる北海道に訪れる。
いとが自由行動の時間に母親とユウの住んでいる場所に行く事を聞いたなるとあんがいとと同行したいと言い出し、その流れであんとユウの初対面が描かれる。
なるとあんは、いとに紹介された弟のユウに「こんにちは!」と明るく話しかけるが、ユウは仏頂面のままだった。
北海道の涼野家にて、ハッピーレイン♪がトリオ大会で優勝した事を褒める鶴の話の中で
鶴「ユウがいつもインターネットで見ていて、ハッピーレイン♪の人気がすごいって」
とあん達が組んでいるユニットへのユウの普段の言動を明かし、それを聞いたユウが照れるような仕草を見せている。不愛想な態度とは裏腹になる、あん、いと達のユニットの活動をしっかり評価している事が明かされる。
鶴に褒められたあんは
あん「まだまだです」
と照れ笑いで返答している。
なる、あん、りんねの3人とユウが涼野家の周辺を散策している途中、「親子の木」と呼ばれている2本の木になるが注目する。
なる「あの丘の上の木、親子みたい!」
あん「本当だー!」
ユウ「ここらでも親子の木って呼ばれてる」
なる「お父さんと子供かなぁ? それとも、お母さんと子供?」
なるが「お父さんと子供、お母さんと子供」という例えをした結果、家族が離れ離れになっているユウの表情が曇る。
前屈みになってユウに視線を合わせ
あん「ユウくんインターネットでプリズムショー見てるんでしょ?
誰のファン?私だったりして!」
と明るく話しかける。
ユウ「誰のファンでもないよ」
あん「ウソウソ~!」
と話題が続き、りんねの「べる」という一言でユウが実は蓮城寺べるのファンだった事が判明する。ユウの本命の相手はあんではなかったものの、あんのユウへの気遣いなどが描かれているシーンなので、このやりとりがきっかけでユウあんに堕ちた人もいる模様。
プリティーリズム・レインボーライブの続編スピンオフ作品、「KING OF PRISM」シリーズでは、涼野ユウがメインキャラクターに昇格している。
福原あんはサブキャラクターとして一部話数で登場。
8話「涼野ユウ アイアム ゼウス☆彡」
涼野ユウのメイン回でユウ初となるソロプリズムショーが描かれる。
楽曲作成でスランプになったユウが合宿で仲間とはぐれて1人で落ち込んでいるシーンでは、ユウのマイソングとなる「Shiny Stellar」の原型をユウが歌うシーンが描かれる。
その時、星空に「Over The Rainbow」「ハッピーレイン♪」「ベルローズ」の姿をユウが思い浮かべるシーンがあり、そこに福原あんの姿も描かれている。
ユウのプリズムショーでは男子初の「プリズムライブ」が描かれており、なるのギター、あんのドラム、いとのキーボードの3種類の楽器演奏を披露している。
ユウのプリズムジャンプは「Over The Rainbow」「ハッピーレイン♪」「ベルローズ」のユニットジャンプを取り入れた演出になっており、「悲しみの雨を乗り越え―」の部分でなる、いとと共に、傘を持った水色のあんのシルエットが描かれている。
「無限の空を駆け巡り―」の部分でも「Over The Rainbow」「ハッピーレイン♪」「ベルローズ」の姿が映っている。
PRISM1でユウがプリズムショーを終えた後には、観客席でユウを応援していたレインボーライブ女子のカットが入っており、ユウのショーを見たあんが森園わかなと手を合わせて笑顔で喜んでいる様子が描かれている。
涼野ユウは蓮城寺べる、福原あんは仁科カヅキに片思いをしており、お互い別の相手ではあるものの片思い仲間という共通点がある。
プリズムライブでは福原あんはドラムを演奏しているが、涼野ユウも
ユウ「楽器はなんでも弾けるよ。一番得意なのはドラムかな」
とキャラインタビューで語っており、ドラム属性も共通している。
「プリティーリズム・レインボーライブ」51話で披露された神浜コウジと涼野家による家族バンド「クロスロード」の演奏シーンでも、ユウがドラムセットを演奏している。
「レインボーライブ」2話で披露されたあんのジャンプにドラムを叩きながら縦回転する「スウィンギンハートリズム」があるが、ユウも「KING OF PRISM」のアプリゲーム「KING OF PRISM プリズムラッシュ!LIVE」で「スインギンハートリズム」というジャンプを飛んでいる。
ジャンプ名に表記揺れがあるものの、描かれたユウのジャンプイラストもあんが「レインボーライブ」で飛んだジャンプシーンと同じ縦回転で逆さまになった姿が描かれており、同じジャンプが持ち技になっている。