概要
ガンダムビルドメタバースに登場するガンプラ。
使用者は『ガンダムビルドファイターズ』の主人公・イオリ・セイ。
セイがエントリーグレードのストライクガンダムをベースにして生み出した、新たなビルドストライクガンダム。
エントリーグレードをベースに選んだ理由は、キャリアを問わず全てのガンプラユーザーに向けられたこのガンプラと改めて向き合うことで、ビルドストライクの新たな可能性を見出すためである。
胴体カラーは青・赤からフリーダムガンダムを思わせる黒・青に変更。特徴的だった肩のマニューバが廃され、ストライクのものをベースにしたものに差し替えられた。全身にピンク色のエフェクトを展開してバトルを行う。
RGシステムを応用したエネルギー超光循環機甲「EGシステム」が採用されており、バトルの状況に合わせた多元的なブーストアップを実現している。EGは「Energy Glitter-circulation」の略。
エントリーグレードのガンプラはガンダムメタバースのバトルでは総合性能値が通常よりも低めに設定されるというハンデがあるが、本機はこのシステムとエネルギーの燃費の良さ、セイの製作技術によりそれを補って余りある力を発揮する。
機構上の特筆点としては、機体各部に配置されたハードポイントによる非常に高い拡張性が挙げられる。これまでのビルドストライクと異なりブースターが小型のものになっているが、これも拡張性の内。
ガンプラでの作例では、スタービルドストライクのユニバースブースターとギャラクシーコスモスのギャラクシーブースターの同時装備が紹介された。これは後に(厳密には異なるが)本編でも使用された。
本機の高い拡張性と「エクシードギャラクシー（銀河を超える）」という機体名には「完成形が存在しない、無限の可能性を秘めたガンプラであってほしい」というセイの願いが込められている。
本編には3話に登場。劇中ではメイジン・カワグチのガンダムアメイジングバルバトスルプスと激闘を演じる。セイのファイターとしての技量はまだ追いついていない模様で、一度窮地に陥れられるが、レイジの駆るスターバーニングガンダムが持って来たギャラクシーブースターを装備して回避、ユニバースブースターのスタービームキャノンも追加装備して2機並び立ち、再びメイジンとのバトルへ臨んだ（途中でメイジンをして"空気の読めない男”に乱入されたが……本当チャンプはさぁ…）。
OP映像ではラーガンダムとの激突も描かれている。
武装
- 頭部バルカン砲
歴代のビルドストライクと同様、頭部の左右に二門ずつ設置されている。
本機はサイドスカートのビームサーベルがオミットされているため、これが唯一の固定武装となる。
- ビームライフル
近接打撃武器のバレルクラブと小型のビームガンに分離可能なライフル。
上述したようにエントリーグレードのガンプラはバトルでは性能が低めに設定されるが、代わりにエネルギーコストも低くなるため、この武装もその恩恵を受けて高い継戦能力を有する。
バレルクラブはEGシステムでエネルギーを集中させることでビーム刃を発生させ、ビームバレルブレードにバージョンアップする（ビームライフルの状態でも使用可能）。
- エクスシールド
左右にハードポイントを備えたハーフタイプのシールド。
EGシステム使用時には中央のクリアパーツ部分からビーム刃を発生させ、ビームシールドブレード(本編ではビルドブレード)にバージョンアップする。ただし、ビームバレルブレードとの同時使用は出来ない。
- ギャラクシーファイター
バックパック機能を持つ支援機。
ハードポイントを介して肘や脚部側面にドッキングすることで格闘攻撃の威力を向上させることが出来る。
ファイターそのものにもハードポイントが複数設置されているため、小型ながら高い拡張性を持つ。
機首の裏側にはエクスシールドをマウント可能。
- エクシードジョイント
バックパック接続部に装着するオプションパーツ。
このジョイントを使用することにより、他規格のガンプラの装備とのドッキングが可能になる。
- ギャラクシーブースター
- スタービームキャノン
スターバーニングが持って来た物を使用。
立体物
プラモデルは2023年10月7日に発売された。
オリジナルのストライクにはなかったクリアパーツが大量に追加されたのもあり、多色成形ランナーがさらに1枚増えている。同時発売のラーガンダムとは違い、外装ランナーがストライクではBランナーだったが、こちらは完全新規のCランナーへ差し替わったため色違いのストライクで組むことは出来ない。
カメラアイのグリーン及びクリアパーツはブラックライト対応で、照射すると凄まじいことになる。ただし肩はジョイントを増設した関係上、肩用のストライカーパックを取り付けるにはC7パーツを外すために分解必須なので注意。
