メカニックデザイン:大河原邦男
概要
大会用のビルドストライクコスモスとは別に用意していた機体で、こちらも世界大会で通用するレベルの完成度を誇る。
ベース機体は存在しないオリジナルの機体とされているが、機体各部にはシャイニングガンダムやゴッドガンダム、ガンダムMk-Ⅱなど多彩な機体の意匠が取り込まれており、幅広いバトルスタイルに対応した汎用性の高い仕様に仕上がっている。
セイの機体ということもあり「RGシステム」も引き続き搭載されており、システム発動時には全身のクリアパーツが水色からオレンジ色に変わり発光する。
本機はレイジが戻ってきた時、彼に使用してもらうために製作していた機体であり、汎用性を保ちつつも肉弾格闘を行える機体仕様や赤を基調としたカラーリングはその表れ。
セイが第7回大会終了後に交わした約束を果たすことを、強く切望していたことが窺える。
ガンプラマフィアとの戦いの後、本機はビルドバーニングガンダムに改修されたことが示唆されている。
シリーズ10周年記念であるガンダムビルドメタバースにもギャラクシーブースターを装着した状態で登場し、セイのビルドストライクエクシードギャラクシーと共闘し、メイジンカワグチのガンダムアメイジングバルバトスルプスと戦った。
武装
ビームライフル
主武装となる射撃兵装。
スタービルドストライクガンダムのスタービームライフルの機構を踏襲し、折りたたみ式の延長バレルを搭載している。
バレル展開時には連射性能が低下するが、粒子をチャージした強力な砲撃が可能となる。
ビームサーベル
腰部サイドアーマーに懸架された、格闘戦時の主武装。緑色のビーム刃を形成する。
ビルドストライクと同じ円形の回転式マウントラッチを採用しているため、抜刀せずにビーム刃を発振する不意打ち攻撃も引き続き可能。
頭部バルカン砲
シャイニングガンダムと同位置に装備されている機関砲。
牽制や近接防御を担う。
シールド
菱形の大型シールド。ダブルオーガンダムのGNシールドのように2つに分割し、両腕部に装着して武器としての使用も可能。
ガントレット
両腕部に装着されている手甲。
ゴッドガンダムに準じたギミックを持ち、スライドしてマニピュレーターを覆うことが可能。
RGシステム発動状態で放たれる殴撃「ハイパースターバーニングナックル」はビルドナックルの発展技で、本機最大の破壊力を誇る。
ガンプラ
1/144スケールでHGBFにて発売。
ビルドバーニングとは違い色違いのクリアパーツが付属しない為、RGシステム発動状態を再現するにはパーツを自作する必要がある。