概要
“胆食い”とも呼ばれる事もある、タイ王国に伝わる“ピー(神々、精霊、妖怪、幽霊たちの総称)”の一種。
悪霊に分類されるピーの中でもとりわけ異常な欲望を持つ存在とされ、人間の体内に寄生して宿主の食べた物を吸い取ってしまうとされ、これに取り憑かれた者は虚ろな目となり、異常な言動をするようになってしまうといわれている。
そして何よりも恐ろしいのは、いくら食べても食べた物は取り憑かれたピー・ポープに横取りされてしまい、最終的には宿主の精気や内臓を喰らい尽くして死に追いやってしまうという。
一説によるとピー・ポープは女性の悪霊であるとされている。