概要
ニンテンドーDS向けに開発された任天堂発売、インテリジェントシステムズ開発のゲーム。
ファミコンウォーズDSの続編にあたるが、過去作から世界観やキャラクターが一新されている。
GBAから前作まで続いたアドバンスウォーズシリーズは戦争であっても何処か明るい雰囲気が有り、ブラックホール軍という分かりやすい悪役に各国が協力して立ち向かうというヒロイックな内容であったが、本作は隕石が落下して滅びかけた世界を舞台として、略奪者や暴虐な支配者相手に戦い抜くというシリアスな物語が展開される。
日本国内では販売されず、後にクラブニンテンドーの2013年のプラチナ会員特典として3DS専用のDSiウェアとして配布された。
その後はクラブニンテンドーで800ポイントの交換景品となったが、クラブニンテンドーがサービスを終えたため、現在ではプレイが困難なタイトルとなっている。
(ただし、現在は3DSのe-shopが終了したため、プレイ困難というのは全ての3DSのDL専用ソフトに言える事である)
海外ではDSソフトとして2008年に通常発売されているため、輸入すればプレイは可能。日本語もゲーム内設定での変更は不可能だがゲーム内データとしては用意されており、外部ツールなどの手段を用いて言語設定コードの書き換えを行えば日本語でのプレイが可能である。
ストーリー
士官学校の学生であったエドは、地球への隕石落下で起きた建物の崩落で食糧庫に閉じ込められる。
数十日後に脱出に成功するも、世界は崩壊しており、エドは略奪者の襲撃を受ける。
窮地のエドを救ったのはこの状況下で人命を救うために活動を続ける独立中隊のブラウン隊長であった。
エドはブラウンと行動を共にし、人々を救うために戦っていく。
登場ショーグン
非プレイアブルキャラクターを含む。
余談
ストーリーモードの各ミッションには攻略のヒントが聞ける「作戦会議室」が用意されているのだが、このコーナーは本編とは別次元のメタ的な空間となっており、そのためショーグン達が危険なネタ発言をしたりキャラ崩壊を起こすなど、本編のシリアスさをぶち壊すコントのような展開が連続する。
過去作からコミカルさが抜けてシリアス色が強まったBGMは非常に評価が高い。