概要
砂漠に点在する遺跡の奥深く、王の棺で眠り続ける砂漠の支配者。
魔物でありながら、神の力をその身に宿しており、「アヌビス」や「スフィンクス」を従える強大な魔物である。
元は魔物ではなく人間で、現在の主神とは別の神により人類を導く命を受けた人間達の王であった。彼女達の眠る遺跡は魔物が人間の命を奪う存在であった旧魔王時代に滅びた王国の名残であり、かつての王国を蘇らせるため、また王国を滅ぼした者達に対抗する神の力をその身に宿すため永い眠りについたのである。
神のごとき力を持つ彼女達が目覚めた遺跡の周囲では、水が沸き緑の木々が生えるオアシスが広がり、やがて人間界と景色の変わらない「明緑魔界」と呼ばれる魔界として繁栄し、かつての王国の姿を取り戻すという。
なお、ファラオの多くは人間の王だった頃は男性であったが、現在では男性の王も女性である魔物娘として蘇っており、スケルトンやアルプと同様に女体化している。ただし魔物の中でも旧魔王時代に伴侶となる雌への強い愛情を抱いていた雄の個体の場合は魔物娘ではなくインキュバスへと変化した個体もごくわずかに存在する事が示唆されており、特にファラオの場合は旧魔王時代には人間であるためそうした個体も存在すると推測できるが詳細は不明。
某噛ませファラオのようにアド損だったりはしない。