概要
全身に特殊な包帯を巻いた死体系アンデッド。「ゾンビ種」に分類され、人間の遺体に魔王の魔力が宿り、魔物化した存在である。
砂漠地帯の遺跡等に住む。砂漠の遺跡の主であるファラオの眷属であり、彼女達が転化させる事のできる三種の魔物娘の一である(残り二種はスフィンクスとアヌビス)。
ファラオだけでなくアヌビス、そしてマミー自身も人間の女性をマミーにすることができる。
ゾンビ同様、生前の人格や記憶を引き継いでいるが、飢えている状態では理性が薄まり、性欲旺盛な魔物娘としての本能に忠実に活動する。
その欲望は乾きのように全身を駆け巡り彼女達を突き動かす。男性と交わり精を得ることで理性を取り戻すが、それは一時的なものであり空腹とともに精への飢餓感と乾きに再度取り付かれることになる。
体に巻いた包帯は敏感な肌を覆うことで、こうした性感と快楽を制御するためのものである。この布を失うと、動くことが困難なほどになる。
『図鑑』では遭遇時の対策として包帯の除去が挙げられている。彼女達の身動きを止めることで逃げやすくはなるだろう。