cv:小澤亜李
概要
星渡りのポッドに乗って惑星ハルファに降下して来た少女。5章から登場。
外見や雰囲気はマノンとよく似ており、アイナからも親近感を持たれていた。
身長は小柄なアイナよりも更に低い。
不運にもポッドは中央リテムに落ちてしまい、ドールズの大攻勢にさらされてしまう。
しかし駆け付けた主人公、アイナ、ブルーダー、ナーデレフ、ハーディによって無事救出された。
救助後はセントラルシティのメディカルセンターまで搬送された。
公式WEB漫画せんとらるっ!では94話から登場。
無知ゆえに天然で無垢なキャラ付けがされており、マノンには妹のように思われている。
ネタバレ
※以下はPSO2NGS第5章の重大なネタバレを含みます!
「……私たちがドールズを作り、このハルファへと投下しました」
「“来るべき日”に備えて……。より強い……。“アークス”を作るために」
正体
ドールズの造物主であるリサージェントアークスの一人。マノンもその一員であり、ファリアはマノンのバックアップを担っていた。
リサージェントアークスは、ダークファルスを基幹としたドールズとの実戦によりアークスのフォトン感応値を引き上げるための実験を行っていた。
ただし主導者はゼフェットであり、ファリアもマノンも「人命を優先した安全な実験」という建前を信じていた。
ただしファリアは「マノンに与えられた情報は一部だけ」と口にしており、ゼフェットが情報を隠していたことを知っているような口ぶりだった。
本来なら浮島ルシエルからマノンの手助けをしていたのだが、実験の実情を知ったマノンがルシエルに乗り込みゼフェットに反旗を翻すという事態が起きてしまう。
自分ではどうしようもなかったため、主人公たちハルファのアークスを頼って降下して来た。
当然のことながらこんな話はグレンの怒りを買う結果となり、危うい事態となる。しかしランの要請を受けた主人公たちが着たことで事なきを得た。
そして主人公たちをルシエルに通じるテレポーターにまで案内し、イルマと協力してロックを解除。ルシエルまでの道を切り開いた。
そのまま同行しようとしたが体調が回復してなかったようで、イルマに保護される運びとなった。
活躍
第7章では衣装を一新して参戦。主人公、アイナ、マノンと共にネームレスシティへと向かう。
実はマノンのバックアップだけではなくゼフェットのバックアップも務めており、ゼフェットの意識をその身に宿していたことが判明する。
ゼフェットはスターレスの王であるヴァエルに対抗するべく4thクローンという最強を超えたアークスを生み出そうとしていた。そして主人公のデータを組み込んだ4thクローンにゼフェットの意識が入り込んだ直後、ゼフェットの精神に寄生していたヴァエルが表出。ゼフェットの精神は取り込まれ、4thクローンの主導権も奪われてしまう。
あわやヴァエルに殺されそうになるファリアだが、ゼフェットの精神が抵抗したことで手が止まり、そのままヴァエルは位相空間へと強制転移していった。
ゼフェットはファリアの中に意識の残滓を遺しており、ヴァエルに取り込まれたことでスターレスの目的と本質を語る。そしてゼフェットは、ハルファに住む者たちに剥けて謝罪の言葉を遺し、ファリアの中から完全に消滅したのだった。