概要
罪人・アイオーンがいる基地で、ヨシュア・クリストファに付き添っているメイド。
黒髪のショートボブで、クラシカルメイド服を着用している。
ヨシュアを「ヨシュア様」、アイオーンを「アイオーン様」と呼び、ヨシュアを傷付ける者なら何人たる者でも許さない。
罪人からのあだ名は「フィー」(シェーダは「フィーちゃん」とも呼ぶ)。
料理上手でお菓子作りもお手の物で、掃除用のモップを持っているカットもある。
首輪と手枷を着けており、おそらく悪魔のホーンのように生気(アストラル)を収束する装置で、作者はおそらくシェーダ。
外見年齢・肉体年齢は15歳で、体が悪魔のように何度も再生するため、不老不死。
時計の針のような、細めの十字架のようなハルベルトを、ゴツめの小手と共に晶喚して戦う。
人間の魂を封じ込めた大量の魔石(ユヴェール)を生み出し、悪魔の身体の再生、魔力の増幅の手助けをする。
「時は金なり」「血と汗と涙の結晶」「御足が速い」「中の人・外の人」というだけに、本作では魂と宝石が生命力・魔力の象徴とされている。某漫画と内容は違うが、ウォッチとウィッチが悪魔を操るアイテムなのである。
アニメ版
原作とは違い、外見年齢・肉体年齢は20代前半(肉体年齢がストップしておらず、年齢を重ねている)。
原作ではサテラに一緒に結晶化させられて相打ちとなるが、アニメ版ではサテラに自分と一緒に宝石の剣で胸を突かれて、記憶を取り戻すと同時に肉体が霧散した。
その際に、宝石で作られた人形のように「バキッ」という音と共に砕け散った。
DVDの運動会のコスプレをしたパッケージでは「ふぃおれ」と書かれた体操服+紺ブルマを着ているサービスカットがあり、アズマリアも「あず」と書かれた名札が付いた同じ格好をしていた。
余談
アニメ版のED『さよならソリティア』に、本編で見慣れないおかっぱの女の子が登場するが、ヘッドドレスを取ったフィオレである(モノクロ線画な上に、本編でおかっぱ+裸の状態でヘッドドレスを取った姿が出なかったため、一瞬誰だか分からない視聴者が多かったらしい)。
『さよならソリティア』に出ている10代たち(アニメ版はフィオレは20代で、実年齢で考えれば最年長のクロノに次ぐ二位)の中で、本編に唯一裸が出なかった人物で、なぜか、「口」を使ったサービスカットばかりが描かれていた。