概要
CV:桑谷夏子(TVアニメ版)
CV:堀江由衣(ドラマCD版)
サテラ・ハーベンハイトの姉。ドイツの美術商の元締めの長女。
努力型の妹とは対照的な天才型の魔石使いで、晶喚獣だけではなく、魔石で編んだ小手とハルベルトでも攻撃ができるのが特徴(つまり、サテラよりも自分自身が動いている時間が長い)。
「尖角のない悪魔」に攫われて魔石を生み出す人形に変えられた。
実は罪人サイドのあるメインキャラクターと同一人物。
妹サテラよりも癖がない漆黒の直毛で立つ時に手をへその下で組む癖がある。
妹サテラとは対照的な慎ましい性格で料理(お菓子作りなど)も上手い。
回想シーンでは赤いワンポイントがある紺色のワンピースを着ていて、原作では隠れている足元がアニメ版では描かれ、なんと妹とお揃いの茶色いブーツだった。
両耳に宝石のピアスを着けていて、攫われた時に片方のピアスを落した(そのピアスは現在サテラが着けている)。
アニメでは妹サテラと追いかけっこをする姿、執事・シュタイナーとサテラとでお茶会をする姿、妹サテラの髪をリボンを解いて櫛ですく姿、妹サテラとペアルックのネグリジェを着てベッドで本を読み聞かせる姿、妹サテラを膝の上で寝せる姿(原作にも登場)が描かれた。ドラゴンエイジの付録の画集で宝石の精を(二人で?)編んで妹を喜ばせる姿が描かれたこともある(原作で端折られていたアイオーンとフロレットの初対面の前のエピソードだろうか?)。
親が魔石使いの教育に厳しかったのに反して姉妹仲は良好だった様子。
ヨシュア・クリストファにノイズが邪魔する中、実姉と見間違って「姉さん」と呼ばれたことがきっかけで、妹のサテラ、上司のアイオーンにも見せていなかった一途な心をヨシュアに対して見せるようになる。
「フロレットは10年前に死んだ」「心が石でできている」と豪語しているが…?
アニメ版ではサテラに「妹(サテラ)への想いをアイオーンの部下(ヨシュア)への想いに書き換えられたんだ」と必死に説得されている。
原作では攫われた当時の少女の姿で時間が止まり、妹と年齢差が逆転した。おそらく10年前の事件当時はサテラ9歳、フロレット15歳で、現在はサテラ19歳、フロレット25歳(肉体年齢は15歳)。
アニメでは攫われた当時の姿が原作よりも幼く(11、12歳程度?)、攫われた後も年齢を重ねていて、成長後は妹のほうが胸と身長が大きい(よくいる)姉妹として描かれた。
余談
妹のサテラよりも晶喚術の才能があるにもかかわらず、容姿も性格も妹よりもダウナー傾向で、いじめてちゃん風の性格をしており、実際に、その優れた才能を悪魔に利用されてしまった。
ロゼットは普段の修道服を「いつも黒づくめ」と言っているが、クラシカルメイド服は元は修道服にエプロンを付けた衣装が起源なのである。つまり、たまにドレスアップして舞い上がるロゼットとは逆に、フロレットは見慣れたドレスを断って黒づくめになった(ロゼットもアニメ版では近い立場となっている)。
ただフロレットの亡骸を人形に作り替えられただけならば、ヨシュアではなくアイオーンに従う人形になるはずなので、ヨシュアへの忠誠心は元々のフロレットの性格である可能性が高く、「姉さん」の主語以外にも、ヨシュアとフロレットだけに分かる何かがあった可能性が高い。
アイオーンは二人を「足らない者同士で惹かれ合うのか」と煽っていたが、「おまいう」である。
関連タグ
クロノクルセイド 黒髪ロング/黒髪ボブ ※姉です 才媛 令嬢 武装メイド 悪堕ち
有栖川レナ(ワールドエンブリオ):「フロレット役の女優が演じているメインヒロイン」というイメージで描かれ、ドラマCD版の主人公がアニメ版のヨシュアと同じ声優だった。