クラス:踊り子
概要
ワーレンを拠点とする旅一座の踊り子。一座から“はぐれて(実際はいやらしい団長から逃げるために一座から逃げ出した)”森に迷い込み、ラーマン神殿を根城にするダールら盗賊どもに襲われそうになる。しかしラーマンシーフの用心棒をしていたナバールの“気まぐれ”に救われ、彼ともども近辺に進軍してきていたアリティア軍と合流することになる。
命を助けられたことからナバールに好意を抱いており、彼から相手にされなくてもめげずに何かとアプローチを繰り返しては彼の気を引こうとする。明るい性格でノリの軽い少女。英雄戦争後は姿を消したナバールを追い、自らも行方をくらます。
人物
紋章の謎
IS旧公式HP「デザイナーズノート」によれば、彼女がレイピアを扱えるのはその出生に秘密があるためとされる。この世界のレイピアは「王族が学ぶ剣」とされ、実戦向きではなく、武勇を好む者には人気がないのだという。
新・紋章の謎
リメイクの本作では「からかうと面白い」という理由で実直な性格のマイユニットに度々ちょっかいを出している。男性の場合はつまらない色仕掛けを、女性の場合は「胸が大きい」とからかい、更に布切れのような衣装を着させて一緒に踊ろうと持ちかけるなどして、マイユニットのウブさをたびたびからかっては楽しんでいる。が、「悔しかったら仕返ししてみれば?」とマイユニットを煽ったせいで逆襲にあうことになり、男性マイユニットには嘘の告白を、女性マイユニットには裸同然の踊り子衣装を着て皆の前で踊ろうと言われて動揺しきってしまい、ハデな外見とは裏腹に意外に純情な性格であることが判明した。
レイピア装備は不可能となっており、出生の設定についてはオミットされている可能性が高い。
ユニット性能
シリーズ初の「他のユニットを再行動させることができる」自軍唯一のユニットであり、彼女がいるだけで取りうる戦略のバリエーションが大きく増える。
純粋な戦闘力で見れば、初期能力が非常にひ弱で戦闘には向かないが、実は成長率そのものは抜群に良く、成長率補助の「星のかけら」も初期から手に入っているため、レベルを上げてしまえばそこそこの戦力にもなりうる。他のユニットを再行動させることで経験値を10(SFC版ではメリクルソード装備なら20)得ることができるため、レベル上げには困らない。クラスチェンジができないため最大HPは低くなりがちなので、そこは注意。
ヒーローズ
ワーレンの踊り子 フィーナ
「私、フィーナ!
ワーレンの踊り子よ。
私の踊りでみんな元気にしてあげる!」
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/歩行 |
武器 | レイピア(専用)(重装/騎馬特効) |
補助 | 踊る |
A | 速さ守備の密集3 |
B | 大地静水の舞い2 |
2019年9月から登場。
SFC版を意識したのか、レイピアを装備している。さらにイラストもSFC版の顔グラフィックに近い猫っぽい目付き+裸足というもの。なお溶岩や氷のマップでも平気なのでご安心を。
ステータスは踊り子ながら攻撃速さがかなり高い
レイピアは重装/騎馬特効と待ち伏せ内蔵。他の踊り子と違って攻めやすく高い攻撃を活かしてトドメへ持ち込めれる。反面、共通としてHPは低い。
剣・踊り子のライバルは汎用性が高く比較的入手やすいオリヴィエ。踊り子らしからぬ守備の高さで耐久面に期待が出来るリーン。踊り子全体に見ればステータスを上げてくれる舞踏祭アクアと舞踏祭ベルクトとライバルが多い。
差別化は可能でフィーナには二つの特攻を所持している。速さも高く攻撃も参加できる分万能とも言える。
余談
演じるファイルーズあい氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当で新入りを起用するのは初ケース。実装時、まだ新入りで同年代作品「ダンベル何キロ持てる?」から有名となった声優でかなり話題になっていた。
関連タグ
ユナカ…同シリーズの中の人繋がり。こちらはナンバリング作品のキャラに昇格した。