フェニックス(アズールレーン)
あずーるれーんのふぇにっくす
『あたしはフェニックス。鳳凰にして、とあるお方のかつての乗艦さ。
名前通り、どんな死地でも凌ぎきってみせる!だからどんな任務でも任せてくれ!
失望はさせないよ!』
艦船擬人化シューティングゲーム『アズールレーン』に登場するキャラクター。
アメリカ海軍のブルックリン級軽巡洋艦の5番艦「フェニックス」を擬人化したキャラクターである。
作中では謎の敵性勢力「セイレーン」に対抗すべく結成された連合「アズールレーン」の一角を占める国家「ユニオン」所属の艦艇として登場する。
熱血キャラなところがある。Gガンダムのドモン・カッシュを意識したセリフが多い。
1938年10月3日、フィラデルフィア海軍造船所にて竣工。慣熟航海かたがた南アメリカ大陸の諸国を親善訪問する。本国に帰還後、太平洋方面に移動した。
1941年12月、真珠湾在泊中に日本海軍機の攻撃を受ける(真珠湾攻撃)が、幸い被害は受けなかった。太平洋戦争の前半は、インド洋での哨戒任務、輸送船団の護衛などに従事する。1943年7月にアメリカ本土に帰還してオーバーホールを受け、完了後は第7艦隊の所属となる。
以後、南西太平洋の島々を島伝いに進攻するアメリカ陸軍の上陸作戦を支援する任務に従事する。セリフで言及している「とあるお方」「あの方」とは、その頃フェニックスに乗艦していたことがあるダグラス・マッカーサー陸軍大将のことを指していると思われる。上記の任務として、日本軍陣地への艦砲射撃を行うことがほとんどだったが、1944年10月のレイテ沖海戦のスリガオ海峡海戦では、レイテ湾への突入を企図した西村艦隊を迎え撃ち、これを壊滅させている。
その後もフィリピン~ボルネオ方面を転戦、この間、日本軍の特攻機にしばしば襲われるが、これらをことごとく躱している。
オーバーホールのため真珠湾に向かっているときに、太平洋戦争の終結を迎える。
アメリカ本土に帰還後、1946年2月退役して保管状態にあったが、1951年4月、僚艦「ボイシ」と共にアルゼンチンに売却され、「ディエシシエテ・デ・オクトゥブレ(10月17日)」と命名されアルゼンチン海軍で就役する。後に「ヘネラル・ベルグラノ(アルゼンチン独立戦争時の英雄・ベルグラノ将軍に由来)」と改名されるが、1982年5月2日、フォークランド紛争のさなか、イギリス海軍の空母機動部隊を攻撃すべく第79.3任務群旗艦として行動していたが、攻撃作戦が中止されたことで反転して大陸棚の浅海域に戻ろうとしていたところをイギリス海軍の原子力潜水艦「コンカラー」による魚雷攻撃に遭い、魚雷2発を被弾して沈没。
悪天候もあって救助活動は難航し、最終的に乗員321人と乗艦していた民間人2人の計323人が死亡、772人が第79.3任務群に所属していた僚艦と近傍を航行中だったチリ海軍艦艇によって救助された。
本艦の沈没後、アルゼンチン海軍の水上戦闘艦は現存艦隊主義に徹し、紛争の終結まで二度と出撃することはなかった。
赤褐色と灰色の暖色系の2色の装甲をまとい、オレンジ髪。身に着けた兵装には“CL46”(史実の軽巡洋艦フェニックスの艦番号)、靴底には艦名“PHOENIX”が書かれている。
色合いこそ全く違うが、同じ国家に所属する(そして史実でも準姉妹艦だった)ヘレナ(アズールレーン)と同じパターンである。
保有スキルは「真紅の不死鳥」「全弾発射-ブルックリン級II」。
前者は1戦闘1回だけではあるが、耐久が20%以下になった場合に自身を回復し、火力が一定時間上昇する非常に有用なスキルである。
一戦闘ごとに回復ができるため、「耐久が減ってスキル発動」→「回復後に耐久20%以上を維持したまま勝利」を繰り返すことで本当に不死身の存在になれる。特に敵の攻撃が弱い序盤の海域では、主力が無事な限り帰還せずに数十回の戦闘も可能。
同様に自己回復のスキルを持つヨークタウンと組めば、弱い相手にはいくら被弾しても滅多に全滅しない不死鳥コンビが誕生する。
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たまにはアズレンでいつものシリーズとは違うものを書いてみよう、 ということで百合です。あんまり百合っぽくないけど百合です。 ヘレナとクリーブランドの中を見守ってまいりたいお話。 ちなみに自分の中でブルックリンとフェニックスは、 ヘレナにとって「親戚のお姉さん」的な立ち位置という設定です。3,905文字pixiv小説作品