概要
アメリカ海軍のブルックリン級軽巡洋艦の5番艦(CL-46)。1938年10月に竣工した。
名前の由来はアリゾナ州の大都市フェニックスから。
日本海軍の最上型軽巡洋艦のライバルとして建造されたため、軽巡洋艦扱いながらサイズは最上級よりやや小さい程度で、古鷹型重巡洋艦よりも大きい。
なお当時の軽巡洋艦と重巡洋艦の区別は主砲のサイズで決まっていた(最上型もブルックリン級も15.2cm砲。最上型は後に20.3cm砲に換装され、重巡洋艦となる)。
太平洋戦争では、真珠湾攻撃、レイテ沖海戦など多くの戦いを、その名“不死鳥”にふさわしくくぐり抜けて、終結まで健在であった。
1951年4月、僚艦「ボイシ」と共にアルゼンチンに売却され、「ディエシシエテ・デ・オクトゥブレ(10月17日)」と命名される。1956年「ヘネラル・ベルグラノ」と改名され、長らくアルゼンチン海軍の象徴ともいうべき存在だったが、1982年5月、フォークランド紛争において第79.3任務群旗艦として僚艦(駆逐艦2隻と給油艦)と共に行動中、イギリスの原子力潜水艦「コンカラー」の魚雷攻撃を受け沈没した。
関連イラスト
残念ながら少ない。
アメリカ海軍には巡洋艦が多く、フェニックスのような武勲艦でさえ、各種擬人化ゲームでなかなか取り上げられないのが原因なのだろうか。
ようやくアズールレーンには登場し、イラストも出始めている。
ライバルの最上級は全艦艦これと戦艦少女に登場しているので、こちらにもいつか実装されるのを期待しよう。
また海戦ゲームWorld of Warshipsには登場している。
関連タグ
軽巡洋艦 巡洋艦 アメリカ海軍 フェニックス フェニックス(アズールレーン)