概要
空想上の友人『イマジナリーフレンド』(通称:IF)を主題に据え、役目を果たしたIFのための施設『フォスターズ・ホーム』で繰り広げられるスラップコメディ作品。
『パワーパフガールズ』を生み出したクレイグ・マクラッケン(Craig McCracken)が原作・総監督として手がけたアニメーション作品であり、製作にフラッシュアニメ技術を大きく取り入れた特徴がある。全6シーズン75話。
『イマジナリーマンのお話』、弱虫エドワルドがふとしたことでテレンスにより野良試合に参加される話など、作中背景には日本の漫画アニメに関するマニアネタ炸裂。
構成
主人公のマックが自身のIFであるブルーとの別れを惜しむ一方、兄のテレンスと母親がブルーを疎ましく感じていた頃、ブルーが目にしたテレビCMでホームの存在を知ったことをきっかけとしてホームへ預ける決心をする。
しかし、どうしても別れを諦め切れないマックの様子を察したマダム・フォスターが「マックがホームに毎日訪れる限りはブルーを他の子どもに引き渡さない」という特例条件を提示すると、マックはこれを快諾する。
以後、マックとブルーはホームに居住する様々なIFと共に、騒動を起こしつつも交流を深めてゆく日々を送る。
用語
イマジナリーフレンド(Imaginary Friend)
西洋、特にイギリス圏内の幼児によく見られる空想上の友人。創造主である子どもの強い思念によって生み出され、その姿は生物然とするものから異形のものまで多様である。作品中では、IFを生み出した本人以外ともコミュニケーションを可能とし、食事や排泄も行うなど空想上の存在でありながら独立した生物として描かれている。(通称・フレンド、原文ではイマジナリィ)
フォスターズ・ホーム(Foster's Home)
子どもの成長と共に役目を果たしたIFを引き取り、新たな友人となる子どもを見つけるためにマダム・フォスターによって設立された待機施設。グループホームの形式を取っており、実質的な運営の総務は彼女のIFであるミスター・ヘリマンが担当している。
登場人物
- ブルー - 本作の主人公。青いスライムのフレンズ
- マック - ブルーの生みの親。
- テレンス - いじわるな実兄。
- ママ - 母一人で2人を面倒みているようである。
- マダム・フォスター - 時々子供っぽいいい加減な性格がみられる。
- フランキー・フォスター - マダムの孫。女子大学生ぐらいの年とみられるお姉さん。
- ミスター・ヘリマン - マダムの生み出したフレンズ。一時野生に帰化したことがあった。
- エドワルド - メキシコの婦警さんが生み出したフレンズ。
- ウィルト - アメリカで有名なスポーツ選手が生み出したフレンズ、過去の事故により片腕を無くした。
- ココ - 南の小島で発見されたフレンズ、製作者不明。性別はメス。
- チーズ - マックがうっかり生み出したヘンテコフレンズ?
関連タグ
フォスターズホーム:表記ゆれ
フォスターズホーム100users入り フォスターズホーム500users入り
フォスターズホーム1000users入り フォスターズホーム5000users入り
外部リンク
・カートゥーンネットワーク『[[フォスターズ・ホーム』