概要
『Deltarune(デルタルーン)』のキャラクターであるスパムトン…もといそれが隠しボス化した姿であるスパムトンNEOが最後の最後に放つ必殺技。
ただし、この必殺技を行うのはスパムトンが表立ってラスボスとなる(かつクリス単騎で挑むことになる)隠しルートでのみ。ややこしいが、要は「通常ルートでおまけ要素として戦えた裏ボスが、もう1つのルートでラスボスとして立ち塞がってきた」ということである。
技の内容
……と、ここだけ聞くと仰々しい技のように聞こえるかもしれないが、その実態は「ブルーライトを纏って自身のATKを大幅に下げる代わりに、DEFを急上昇させる。」と言う消極的なものである。
発動条件は「HPが10%になるまでダメージを与える」こと。条件を満たすととスパムトンは止まり、この技の発動演出に移行する。
有志の検証ではHPを超過したダメージを与えてもブルーライトセールに移行することが判明しており、なんらかの形でブルーライトセール中にHPを削りきれるダメージを与えたとしても自動回復によりHPは0以下にならないようになっている。
ただ、それ故に和解=「みのがす」ができる通常ルートとは違い、スパムトンを倒すしかないAルートでは実際に詰みに等しい状況と化しており、それまでは「前進」の一言でここまで進めてきたクリスも、いよいよ来るはずのない仲間達に助けを求めるしかなくなってしまう。
なお、この際のメッセージは「Kris(クリス)」が助けを呼んでいることが明確となっているのだが、通常ルートでは頼まなくてもスパムトンNEO戦に加勢してくれたいつもの仲間であるラルセイやスージィすらも、このルートでは戦闘への参加どころか助けを呼んでも来る気配すらなく、通常の攻撃では倒せないスパムトン相手にもはやこれまでかと思われた……。
が、実は「Kris」が助けを呼んでいない、「もう1人」の存在がいたことを示すメッセージが出現。
あと1人、まだ助けを求められる相手が残っていたのだ。
他ならぬ「You」がその残り1人の名前を小さな声でささやくと、状況は一変。
関連タグ
ギーグ…Deltaruneの作者であるTobyFox氏がリスペクトするゲームのラスボスで、「最終決戦で主人公達がこれまで出会った仲間たちに助けを乞う」展開と「最終的にはプレイヤー自身が祈ったことが決定打になる」と言うメタ演出が共通しているが、最終的にプレイヤーに与える印象は真逆となっている。ちなみに、前作のUNDERTALEの一部ボスの方にも、似たような演出がある。