概要
監視対象No.260。別名「植物怪獣」。
初回接触は1995年5月10日。
オフィス街に咲いていた小さな花が突如急激な成長を遂げ、もはや花とは呼べぬ怪獣と化した存在。
ビルなどの無機物を栄養として根から吸収し、女性の狂った笑い声のような鳴き声を発しながら際限なく成長を続け、遂には都市を飲み込み、空を覆い、天を衝くほどの圧倒的巨体にいたった。
その光景はまるで自然を破壊し続ける人類を罰するかのようであり、「人が人を裁くのではない、怪獣が人を裁くのだ」という怪獣哲学が語られた。
しかし、花(植物)なのに水に弱く、浴びすぎると元の小さな花に戻っちゃうらしい……。