概要
Prasat Thong (Thai: ปราสาททอง, pronounced )(1600年 - 1656年8月7日)は タイ王国 アユタヤ王朝 24代目の王。ソンタム王の母の、兄の子とされるが、エーカートッサロット王の隠し子であるとの説もある。
野心家で昔からソンタム王の兄弟の命を狙ったり、王弟の妾を利用してのし上がろうとした。
ソンタム王は世継ぎを遺さずして薨去すると、ソンタム王の遺書を改竄。世継ぎ候補であるソンタム王の弟派を、王宮外の兵士で脅した。王子を傀儡にして邪魔者を粛清。王子の戴冠式前にネガキャンし、彼が戴冠する時には誰も来なかった。
ブチ切れた王子に「陛下の怒りはごもっとも。しかし我々のような人間が滅びたら、この国は内乱になるだろう。ならば我々は暴君を討つのだ!」と家臣を煽り立て、王子を殺害。
後にリゴール王山田長政も謀略で討伐。治世は善政だったので、タイ国内では名君である。