概要
プロンプターは主に3つの種類がある。
- テレビカメラのレンズ部分にハーフミラーをいうものを設置し、レンズも部分に原稿が表示されるためニュースキャスターは目線を変えずに原稿を読むことが出来る「スタジオ用」。
- 演説の際に演説台や演説台の左右にハーフミラーを設置し、常に顔を観客側に向けたまま演説をすることが出来る「演説用」。アメリカ大統領や日本の首相も使っている。
- ステージ前方部にモニター(プロンプター)を設置し、歌詞などを表示する「コンサート用」。
の3つに分けることが出来る。
ここでは主に「コンサート用」について解説する。
コンサート用プロンプター
主に副調整室やステージ横などでパソコンを操作し、歌詞やMCの文章を表示したりする。
また、歌った後にステージに去る方向(上手、下手など)もここに表示されたりすることもある。
歌詞の表示の仕方としては、ソロの場合はそのまま歌詞で表示されることがほとんどだが、複数人で歌う場合は、
「(人名A)〇〇〇」
「(人名B)〇〇〇」
「(人名A)(人名B)〇〇〇」
と言った風に、パート別で歌詞が表示されることもある。
プロンプターのモニターは大きく2種類存在し、フロアモニターと呼ばれるステージ床に置かれるスピーカーに模して設置されるものと、テレビモニターと同じようにモニターが置かれるものが存在する。