概要
厄祭戦中期に大量生産されたモビルスーツのインナーフレーム。
中近距離での戦闘支援と集団戦闘を目的に開発されたフレームで同時期に登場したロディ・フレームに次ぐ生産数を誇る。
他のフレームと比べて軽く、機動性に優れており、重力下での安定した運用も可能。また、コクピットも頭部に配置されてあるため、パイロットのベイルアウトの成功率と生存率も高い。
スリットのようなライン状の縦三連の頭部メインセンサーが特徴である。
フレームを軽量化して機動性を高めた結果、防御力が低下してしまっている事やベイルアウトが容易な分、機体を乗り捨て脱出を繰り返す様な運用もされる事となり、これが災いして機体自体は厄祭戦で90%以上撃墜喪失される事となり、現存する機体の割合は総生産数の数%と非常に少ない。
割合こそ少ないものの残存した機体数そのものは多く、地球経済圏や民間警備会社、宇宙海賊などで使用されている。また厄祭戦中開発フレームの為阿頼耶識システムに対応している筈だが作中では阿頼耶識システムを施されていない一般人しか搭乗していなかった為か阿頼耶識システム採用機体は作中に登場していない。
また、今作においてフレームを指す型番の前半部分はデザイナーのローマ字表記を分解したアルファベットで構成されており、このヘキサ・フレームは形部一平氏の「IPPEI」から「IPP」と設定されている。