概要
ベンは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
ビルとは双子である。
タグとしては、ビルとベンが既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのベン
データ
概要
汽車のえほんの第21巻『大きな機関車たち』より初登場したタンク式蒸気機関車。
1948年に生まれ、同年に来島したとされる。
背丈は、接続しているノース・ウェスタン鉄道の機関車よりも低く、陶土を積む無蓋貨車と同じ高さであることが確認できる。
当初、ナンバープレートとネームプレートを付けていたが、あるいたずらをした後、ナンバーとネームを車体に直書きする方式に変更している。
性格・特徴
性格は、悪戯好きである。
出会った機関車は大抵、悪戯の対象にされるが、エドワードの言うことは聞く。
ボコも最初は手を焼いていたが、あしらい方を覚えたようである。
運用
クレイ・ピッツからブレンダム線と接続するブレンダム港の間にあるソドー陶土会社の専用線で陶土を運搬する仕事を行っている。
イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。
- 蒸気機関車のファンクラブをブレーキ車に乗せ、クレイ・ピッツまで乗せた。
きかんしゃトーマスにおいてのベン
データ
所属鉄道 | ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
性別 | 男性 |
ベースカラー | 黄色 |
製造年 | 1948年 |
来島年 | 1948年 |
番号 | (無し) |
日本版声優 | 原ミユキ→西田裕美→下屋則子 |
モデル | W・G・バグナル社製 0-4-0タンク機関車『アルフレッド』・『ジュディー』 |
初登場 | ふたごのビルとベン |
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ悪戯好きである。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- ソドー陶土会社所属ではなく、ノース・ウェスタン鉄道所属になっていた。
- 以上の変更により、ノース・ウェスタン鉄道の路線にも登場している。
- バッファービームの両端の盛り上がっている理由が、車体高が低いために緩衝器の高さを合わせているものが、模型の都合でただの飾りになっている。
- ナンバープレートがない
- 悪戯をしたため、ビルと区別するため、ビルが青に塗り替えられ、ベンはそのままだったが、いたずらで自分も青に塗り替えさせた。
2次創作について
2次創作では、悪戯好きで描かれていることが多い。
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやW・G・バグナル社製 0-4-0タンク機関車『アルフレッド』・『ジュディー』ベースの姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
ブレンダム線での同僚
ブレンダム線周辺の車両