概要
ボコは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場するディーゼル機関車のキャラクターである。
汽車のえほんにおいてのボコ
データ
所属鉄道 | イギリス国鉄→ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
製造年 | 1958年9月29日 |
来島年 | 1965 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 若葉色 |
番号 | D5702→D2 |
モデル | イギリス国鉄クラス28 |
初登場 | 第21巻大きな機関車たち |
概要
汽車のえほんの第21巻『大きな機関車たち』より初登場した電気式ディーゼル機関車である。
1958年9月29日にボウズフィールド工場で生まれ、イギリス国鉄に配属された。
1962年にバロー=イン=ファーネスの地域で働いていたが、1965年にブレンダム線の配属になった。
チャールズ・トップハム・ハット卿2世はボコに興味を示し、イギリス国鉄から借りて、結果が良好だったことからボコを購入した。
性格・特徴
性格は親切でユーモアがある性格である。
蒸気機関車に友好的で、エドワードやダックを始めとした蒸気機関車達と仲が良く、ディーゼル機関車嫌いでボコと馴染もうとしなかったドナルドとダグラスでさえもボコを仲間として認めています。
またゴードンは最初はボコを良く思っていなかったが、ビルとベンの悪戯から助けてもらってからは仲良くなり、ゴードンが灰を降らせてしまった時には励まそうとしたりしている。
一方、仲間の蒸気機関車を侮辱するディーゼル機関車を心地よく思っていない。
運用
普段はブレンダム線の運用を担当しているが、たまに本線の運用を担当する場合がある。
きかんしゃトーマスにおいてのボコ
データ
所属鉄道 | イギリス国鉄→ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
性別 | 男性 |
ベースカラー | 黄緑色 |
製造年 | 1958年9月29日 |
来島年 | 1965年 |
番号 | D5702 |
日本版声優 | 里内信夫→木下尚紀 |
モデル | イギリス国鉄クラス28 |
初登場 | ふたごのビルとベン |
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ親切でユーモアがある性格である。
第2シリーズから第5シリーズまで登場したが、以降は登場していない。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 原作の顔は黄色と緑色の色になっていて、顔が完全に黄色に覆われていたり、半分ずつになっている2パターンがあるが、こちらでは白い顔が使用されている。
2次創作について
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやイギリス国鉄クラス28の姿をしたモデルなどがあったりするが、どちらも顔のモデルが模型版の白となっている。
余談
ボコのモデルとなったイギリス国鉄クラス28は、車軸配置が3軸(C)と2軸(B)という、ちょっと変わった車軸配置のディーゼル機関車で、イギリス国鉄では唯一、イギリス国外を見るとディーゼル機関車では日本のDE10、DE11、DE15が採用しているくらいのものである。
イギリス国鉄クラス28は1958年から運用が開始されたが、クロスリー社が製造したエンジンに問題があったため(それ以外は信頼できる設計だった)、10年ほどで引退し、保存車両はD5705が残すのみである。
関連タグ
ブレンダム線での同僚
ブレンダム線周辺の車両