概要
ピザなどのイタリア料理で使われる、スパイスの利いたドライソーセージ。語源は、イタリア語のペペローネ(ペペローニ=唐辛子またはピーマン)をスパイスとして使用していることから。
深い赤色で柔らかい。アメリカではスライスして、ピザのトッピングに使われる。
作り方
牛や豚の挽き肉に、スパイスやニンニク、ハーブ、塩を練り込む。これを腸に詰め、加熱せず60~90日乾燥させて作る。
乾燥前に燻したり、茹でることもある。
起源
発祥はアメリカ。ドライソーセージがイタリア移民を通して伝えられ、そこから独自に発展する過程で出来た。
アメリカではピザのトッピングの定番。カリカリに焼け、丸いカップ状になったペパロニに溶けた脂がたまってる様子を「甘く、熱き脂の聖杯」とも形容される。
サラミとの違い
同じドライソーセージのサラミとはそっくり。しかし、ペパロニにはスパイスが入っていて、サラミには入っていないという違いがある。
端的にいうと、辛くないのがサラミ、辛いのがペパロニである。