概要
宮下あきらが「嗚呼!!毘沙門高校」の打ち切りの後に1983年から84年にかけて連載していた刑事漫画。全4巻。
両津勘吉以上にアナーキーなハードボイルド(自称)刑事・ボギーと、その相棒の大岸刑事の大活躍を描いた物語…だったのだが人気低迷により3連続の打ち切り(デビュー作は不慮の事故だが)となってしまう。
最終回でハイジャック犯を倒したボギーは消息を絶ち「第1部完」と書かれたのだが、第2部が始まるのは2015年のことだった。
あらすじ
W大学卒業後、2年の交番勤務を経て朱鷺町花椿署の刑事に赴任した大岸宗雄は、初出勤の日に路上で鳩を捕まえて食おうとしていた不審者を目撃し、任意同行させようとするが逃げられてしまう。署に着いた大岸刑事は取調室で先刻の不審者を発見し、犯罪容疑者と勘違いして襲い掛かるが、実はその男こそが大岸の上司であるボギー(本名:花田吾作)だった!
怪力無双で銃の腕も抜群だが、オバケと美女には弱いのが玉に瑕。明日はいずこか、破天荒刑事ボギーとその相棒・大岸は悪者相手に戦い続けるのだった。