「ともすれば黒にも見える重厚感溢れるしっかりとした…赤ッ!」
「さわやかな酸味の背後に漂うローストしたエスプレッソとクローブの香りを思わせる…白ッ!」
「ほのかなバラの香りとすっきりとしたカシスの酸味が鼻を抜けていく見目麗しい爽やかな…ロゼッ!」
プロフィール
登場回 | 第29駅「対向車との合流点」 |
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身長 | 214cm(巨大化闇暴走時身長47.1m) |
体重 | 201kg(巨大化闇暴走時体重442.2t) |
主 | ネロ男爵 |
闇形式 | ネロ2104-29 |
闇装備 | コルクスクリュー系オープナー |
作戦運行 | 無し |
闇駅名 | 無し |
心の闇 | 無し(裏切り者の抹殺) |
シャドー怪人蘊蓄 | ビームの生成には、何年も「熟成」をかけている |
CV | 中原茂 |
スーツアクター | 田中宏幸 |
概要
「シャドーラインでその武勲を知らぬ者はいない」と言われる程の実力を持つ、瓶系シャドー怪人。ネロ男爵に仕える家臣の1人。
コルクスクリューの形をした武器『コルクスクリュー系オープナー』で武装している。
2本のワインボトルが合わさったようなボディの頭頂部から、体内の「闇エネルギー」を練り上げて生成した高純度のビームを発射する。
2つの砲門からは、それぞれ重厚な「赤」、鋭敏な「白」のビームを放ち(といっても、色が異なる以外にほとんど差異がないが)、隠し玉としてこの2種のビームを練り合わせて上空で増幅拡散させる「ロゼ」という必殺技を持つ。
そのビーム能力で数々の功績をあげている実力者だが、ビームの発射直前に雑学を披露して予備動作を察知されてしまう癖や、遠距離に特化した反面、至近距離の攻撃に対して耐性が低いという弱点を持つ。
活躍
ネロ男爵に召集され、裏切り者のザラム(明)抹殺のために出撃する。
とある海岸で明を見つけて強襲するが、乱入してきたシュバルツ将軍に阻止され、分が悪くなったことと彼の生存報告を優先すべきと判断して撤退する。
その後、再びどこかの海岸でトッキュウジャー&シュバルツの同盟チームと交戦。
シュバルツの考案した攪乱作戦で分散するトッキュウジャーたちに自慢のビームを封じられるが、奥の手である「ロゼ」を放って反撃し、彼らに大ダメージを与える。
しかし、シュバルツが自分の目的であるドリルレッシャーのトッキュウレッシャーを6号から奪って本性を見せると、彼の一閃で山の向こうへ吹き飛ばされてしまう。
しばらくして自力で海岸に戻ってくるが、シュバルツと戦闘中の1号に代わって4号がハイパートッキュウジャーに変身し、彼を筆頭に1号以外のトッキュウジャー4人が繰り出す「ハイパー4連結クラッシュ」を受け敗北。
その直後、闇暴走によって巨大化する。
トッキュウオーとディーゼルオーだけでなく、ドリルレッシャーを武装したシュバルツ専用クライナーロボと三つ巴の戦いを繰り広げるが、ディーゼルオーがシュバルツの相手を引き受けている間、自分はトッキュウオーのフミキリケン烈車スラッシュを受け爆散した。
余談
闇形式の由来は「ぶどう酒」の語呂合わせ。
声を演じた中原氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。