概要
監視対象№026。別名「潮流怪獣」。
初回接触は1912年4月15日。
大西洋を航行中だった大型客船が接触したモササウルスなどの海棲爬虫類に似た姿の海棲怪獣。
通常は深海に暮らしているが、定期的に大量の酸素を取り入れるために海面に浮上する生態を持ち、その際海面に出した背中の袋状の部位を非常に大きく膨らませることで大量の空気ごと酸素を補充する。
しかし、初回接触時はタイミングが悪く大型客船の航路上に浮上してしまい、大型客船は回避不可能のまま膨張した背中の器官に衝突、沈没してしまった(ちなみにこの事件の資料を書いたのは対怪獣戦略学者にして「怪獣殲滅派」のタルコフスキー博士の祖父)。
ただし、背中は膨らみすぎると空気が漏れるらしい……。