概要
2000年12月21日にハドソンがPlayStationにて発売したボンバーマンランドシリーズの記念すべき第1作目のゲームである。
ミニゲーム集がゲームの主な内容であるが、ボンバーマンたちの住む世界の遊園地を体験する内容が目玉となっているのが特徴的。
5つのゾーン、8つのエリアで構成された園内のアトラクションを楽しみつつ探索し、それぞれに存在する25のピースを集めていくことがこのゲームの目的である。
設定
島に建造された巨大な遊園地「ボンバーマンランド」。
5つのゾーンで構成されており様々なアトラクションやミニゲームが用意されている。
園内全体の仕様として、各地に点在するゲートはB-CARDによって対応したピースが揃っていないと通ることが出来ずその先に入場することが出来ない仕組みとなっている。
各ゾーンにはそれぞれワープ館という建物があり、極一部の状況を除き一度でも該当するワープ館に入っているとゾーン館間のワープが可能となる。
各エリアにインフォメーションがありそこでセーブや、ピースの情報を調べることが可能。
ピースが集まってくるとそれと同様の機能を持つ携帯が購入可能となり、それ以降は携帯の充電さえ残っていれば一部を除いていつでも園内でセーブが可能となる。
また、各ミニゲームにはピース獲得のための基準ハイスコアが存在しているが、数十回に渡って基準ハイスコアを達成できずゲームオーバーになっていると救済措置でピースが獲得可能となっており、ミニゲームで詰まることは無いだろう。
レッドゾーン
エントランスエリア
最初に遊ぶことのなるエリア。
まずは正面入り口横の旗を下ろしてピースを獲得しないとゲートに阻まれ正面入り口への入場が出来ず、このゲームがアトラクションの他に探索要素を求められていることを察することが出来る。
ブルーゾーン
アクアエリア
レッドゾーンを北方向に進むと入場できるエリア。海上に設置されている海賊船が特徴的。
海賊船内は落とし穴ギミック満載となっており、ピース獲得には中々苦労することになるだろう。
カジノエリア
アクアエリアの真下に建造されたエリア。
名の通りカジノを楽しめるエリアであり、凡(ゲーム内通貨)でのピース購入の為への金策目的で遊ぶことになる。
掛ける凡のレートが高くなったVIPエリアも存在する。
ゲームクリア後は購入できるものの内容がゲーム内のBGMとなる。
イエローゾーン
アトラクションエリア
レッドゾーンを北東方向に進むか、レッドゾーンに存在する船から入場できるエリア。
名の通り、選り取り見取りのアトラクション群が特徴的であり、最も一般的な遊園地のイメージに近いエリアと言える。
スペースエリア
アトラクションエリアを正面から入場し、その奥に存在する建造物内にある、宇宙をイメージしたエリア。内部では月面体験やスペースコースターなどが楽しめる。
グリーンゾーン
ジャングルエリア
レッドゾーンを北西方向に進むか、レッドゾーンに存在する船から入場できるエリア。自然豊かな中に建物が点々とするエリアである。
ダンジョンエリア
ジャングルエリアからのエレベーターで降りるか、カジノエリアからの直通ルートで入場できるエリア。ダンジョンの名に相応しくライトアップされた地下洞窟といった趣が見られるエリアである。
ホワイトゾーン
ブルーゾーンのピースをある程度集めた状態でも進入することは出来るが、タワー内部への入場の為にはそれまでのゾーンのピースを全て揃えた上で特定の建物に入りホワイトピースの3・11・15・23番を回収する必要があり、その性質上ここが最終エリアとなる。
タワーエリア
ランドのシンボルであるタワー内部そのものがエリアとなる。
園長が直接管理しているようだが、主人公が進入した時点で何者かにタワー内部のシステムを掌握されており、照明や機械の電源が消された上で不穏なBGMが流れている。
なお携帯も妨害電波が流されていて使用不可になっている。
タワー内部にはさほどアトラクションは設置されておらず、一部のホワイトピース集めは各地を回ることが求められる。