もしかして⇒ポリーン
概要
CV:田澤茉純
ふわふわした雰囲気を持つ巨乳少女。
だがソレは外見だけの話で、実際には商家出身のしっかり者……というか守銭奴。
登場当初こそ「多少、守銭奴めいている」程度で済んでいたが物語が進む毎に『赤き誓い』での(結構えげつない)荒稼ぎを繰り返すうち「守銭奴と書いてポーリンと読む」というレベルになっていってしまった。
商家出身であるため、もともと水系魔法を得意としていた(この世界の商家はキャラバンを立てた行商も行うため飲料水の確保が死活問題になる)が、のちにマイルの指導によって人体構造などの医療知識を与えられ、治癒魔法を操るようになる。
また水系魔法の応用で火傷を生ずる熱湯を出す事も出来るようになり、これを攻撃魔法へと転用する事も可能。さらにはカプサイシン入りの熱湯を生成するホット魔法をも操るようになる。
身上
ハンター学校入学当初は「商家の主の愛人の娘」を自称し「政略結婚の駒にされる(魔法やサバイバルや護衛技術を学んで人材価値を上げる)ためにハンター修業に来た」事を公言。将来は「どこかのヤリ手(性的な意味で含む)の大商人の愛人か、同様のアホボンの嫁になって飼い殺しにされる事が決定している」事を死んだ目で語るというヘビーな身の上を明かしている。
が、実は実家の商家は元々、ポーリンの実父が立ち上げたもの。商家の乗っ取り(+ポーリンの母への横恋慕)を企んだ番頭により父親を暗殺された挙句、商家をまんまと乗っ取った番頭により母親を強引に愛人にされ、母と弟を事実上の人質にされ、元番頭(義父)に服従せねばならなくなった、という身の上だった。
つまりマイルに似た身の上(生家の簒奪、実親が犠牲)の持ち主である。
最終的には政略結婚の動きを本格化させた義父の動きに絶望するポーリンの様に彼女から本当の事情を聞き出し、義憤を募らせ怒髪天を突いた『赤き誓い』によって実家が襲撃される。(この時、マイルの趣味によって襲撃時に山鹿流の陣太鼓が鳴らされた)
『赤き誓い』による実家襲撃によって、義父(番頭)と地域の領主による癒着と不正が明るみに出て、挙げ句メーヴィスの実家まで出てきた事から、元番頭と領主はめでたくお縄にされ、実家は無事にポーリン一家のもとに戻る。マイルたちは、そのままポーリンが実家に戻ると思って何も言わずに去ろうとしたが、ポーリンは「実家(店)は母の後見で弟が継ぐのだから私が実家に居続けては跡目争いで混乱する」という理由で般若の如き形相でガン泣きしながらマイルたちを追っかけてきたため、めでたく引き続き『赤き誓い』メンバーとしてハンターを続ける事となった。(そのため置いてきぼりにされる事がトラウマとなった)