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概要

『マイファミリー』は、2022年4月~6月にTBS日曜劇場枠で放送されたドラマ。

誘拐事件を軸に様々な家族の形やそれぞれの人間関係の模様を描くノンストップファミリーエンターテイメント。

脚本は、映画『キングダム』や『ONEPIECE FILM GOLD』、『ONEPIECE FILM RED』、同枠のドラマ『TOKYOMER』を担当した黒岩勉。主演は、二宮和也

主題歌は、Uruの「それを愛と呼ぶなら」。


視聴率は、全話を通して11%以上の好成績を収めている。


登場人物

「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の最高経営責任者で、業界内では「時代の寵児」と謳われている。仕事が忙しいためほとんど家に帰れておらず、友果の好みや身辺状況は殆ど知らない。他人に関心を持たない部分があり、そのことから序盤は妻の未知留はもちろん大学時代の同級生である三輪や東堂とも疎遠になっていた。しかし、落ち込んでいた実咲を見つけ、四つ葉のクローバーをあげて元気づけるなど根は優しい性格で、徐々に家族・友人想いな部分が垣間見えるようになる。好物はハンバーグ。


温人の妻で専業主婦。Instagramでは料理や家族3人の写真を上げて仲の良い円満な家庭を装っているが、実際は温人とはほぼ別居状態で夫婦関係も冷えきっている。しかし、友果の誘拐事件を機に少しずつ関係が改善していく。

誘拐事件の日、友果が塾の組分けテストで2クラス落ちたことを叱ったことが原因で喧嘩になり、塾に一人で行かせてしまったことに対して自責の念を抱いていた。

誘拐事件が解決してからしばらくして、第2子を妊娠する。


  • 鳴沢友果(演:大島美優)

鳴沢夫婦の一人娘。

鎌倉南小学校6年生(第1話 - 第4話)→横浜清風女子大学附属中学校1年生(第4話 - )

塾に一人で向かう途中に誘拐される。誘拐されてからしばらくは安否不明だったが、温人が誘拐犯に声を聞かせるよう願い出たことで、電話越しで声を発して無事であることが判明。警察が事件に介入していることが犯人に気づかれる度に命の危険に晒されるが、鳴沢夫妻やその友人、温人の会社関係の人物たちによって救出された。しかし、事件の影響で暗闇恐怖症となってしまった。


弁護士。大学時代の鳴沢夫妻の親友で、未知留とは半年間交際していた。

家族がいるが、妻だった沙月とは3年前(優月誘拐事件から)に離婚してそれ以来会っておらず、娘の優月にも月に1回会っていただけだった。

独立して弁護士事務所を立て、優月にも「自分は事務所のボス」と自慢げに話すなど裕福な生活を送っているように見えていたが、実際は浮気が原因で事務所をクビになり、やむなく自宅で宅弁していただけであり、金銭面も裕福どころか養育費の借金があった。

一見すると軽い性格で、デリカシーのない言動も多いが、友果誘拐事件以降一貫して鳴沢夫妻に力を貸したり、暴露本を書いた東堂に対して事件で後遺症が残ってしまった友果のことを気遣って彼を責め立て、その上でその罪を被るなど根は情に厚い。

自分から未知留を奪った上に連絡を取ろうとしても音沙汰がなかった温人のことを快く思っておらず、彼から弁護士として警察排除の協力を依頼された際も協力するリスクの大きさも踏まえて1度は断る。しかし、葛城から未知留を取り込むよう説得して欲しいと言われたことを「出し抜くのは気分が悪い」という理由で温人に直接伝え、更に未知留本人から「友果を助けたいと思っているのは夫婦同じ」ということを聞いたため、鳴沢家の顧問弁護士となって警察排除に協力することを決意する。


元刑事で、大学時代の鳴沢夫妻の親友。特技は料理。

警備会社で働いていたが、第4話で「東堂リサーチサービス」を立ち上げる。

大学時代に未知留の車で衝突事故を起こしたため、未知留が「全員集合」を呼びかけたら必ず集合して力を貸すという約束を未知留、三輪との3人で交わす。

刑事時代は葛城の部下として誘拐事件にも携わっていたため、警察の手の内を一通り把握している。

友果が誘拐される4年前に誘拐された心春は娘にあたり、身代金の受け渡しの際に警察介入が発覚、救出は失敗となった。その後は独自で娘を探している。


特殊犯対策係補佐。階級は警部。東堂の元上司。誘拐捜査のエキスパートだが、心春の誘拐事件を捜査しているときにあるミスを犯し、犯人逮捕に執着している。鳴沢夫妻から手を引くように言われてもなお、彼らの周辺にいる人物を利用して犯人逮捕に嗅ぎつけるが、失敗に終わる。その際に犯人にたどり着ける算段がありながら警察を頼らなかった温人に対し、「ホシを野放しにしたことを後悔する」と告げる。

友果誘拐事件を鳴沢夫妻と犯人の会話から心春の事件と関係があると考え捜査を進めるが、度重なる失敗で誘拐捜査から外される。


最近のサンドまとめ

神奈川県警捜査一課長。階級は警視。桂木の上司で、東堂とも面識がある。

ノンキャリアで叩き上げであり、理想の上司を体現したような温厚篤実で部下思いな刑事。

心春誘拐事件で失態を犯した葛城を上司として気にかけており、真相追及のために時に暴走しがちな葛城を諫めることもある。

実は、彼こそが事件の黒幕であった。ただ、その動機に関しては単なる悪意によるものではなく、「家族への恐れ」から来る罪の意識によるものであった。


ネットサービス企業「NEXホールディングス」の最高執行責任者。鳴沢家とは家族ぐるみの付き合いがある。

「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」を乗っ取ろうとしている魂胆が温人に気付かれ、絶縁状態となっていた。しかし、突如3億円を振り込むことを条件に株式10%の売却の話を持ちかけられ、これに応じる。その後、彼の娘である友果が誘拐事件に巻き込まれていることを知り、協力するようになる。


「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCOO。同社設立以来、ビジネスパートナーとして温人を支えている。


余談

晴人を演じる二宮氏と未知留を演じる多部女史はドラマ『山田太郎ものがたり』以来15年振りとなる。


関連タグ

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TOKYOMER:劇場版にて、横浜ランドマークタワーのオフィスの一室に「ハルカナ」のマスコットキャラクターであるリビットくんが登場している。

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