本編から数年後、一人前のSAS隊員となったソープ・マクタビッシュの指揮のもと、TF141はハイジャックされた旅客機から人質にされたVIPを救出する。
ステージはVIP特定、犯人射殺、脱出の3段階に分かれており、それぞれに制限時間が存在する。当然ながら制限時間を超えると作戦失敗となる。
難易度ベテランでこのミッションをクリアすることは実績にも関わっているのだが、1分しかないVIP特定までの制限時間、本編ではほとんどなかった至近距離での乱戦、大多数の人にとって使い慣れない武器、犯人射殺に失敗すると最初からやり直し(他の難易度では犯人射殺から再開)などの要素が相まって本作最難関のミッションとされている。
ベテランでのクリアには、フラッシュバンの使い所の見極めと常に前進を続ける勇気、そして何よりクリアするまで諦めない根気が必要とされるだろう。
もっとも、世の中にはこれを30秒以内でクリアしたり、フラッシュバンオンリーでクリアしてしまう猛者もいる。世界は広い。
余談
- 「閉所での突入作戦」という意味では、海上の船艇への降下突入作戦(2つ目のミッション)及びその訓練(最初のミッション)と重なる点がある。
- 日本語版では操作キャラのOne-One Operativeがソープのように扱われている事もあるが、実際には部下の一人にすぎず、ソープではない。
- 現実のSASが関与した飛行機ハイジャック事件としては1977年にパレスチナ人民解放戦線によって発生した「ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件」がある。こちらは突入したのは当時ドイツ軍に新設された特殊部隊[GSG-9]]だが、SASはGSG-9創設と作戦立案、装備提供で支援した。またこの作戦でGSG-9が用いた事で、本ミッションでも使用されるサブマシンガンのH&K MP5が有名になった。
- 2020年に発売された『Call of Duty: Black Ops Cold Warでは、1985年の東ベルリンを舞台にしたマルチプレイヤーモードのマップで、本ミッションと酷似した飛行機内を再現した訓練施設が登場する。