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概要

ドラゴンクエストⅦ』に登場する「敵1体にかかっている補助効果をすべて打ち消す」呪文である。


主人公イベントで習得する呪文であり、他の呪文と比べて特殊な背景を持つ呪文であるが、戦闘面では非常に使いづらい呪文の一つとみなされることが多い。


というのもまずは消費MPが10と非常に高い点である。更にマホカンタを何故か打ち消すことができない。そして効果が「いてつくはどう」の劣化版であり印象が薄い。特に旧作ではいてつくはどうが消費MPなしで使えることからなぜMPを10消費してまで敵1体に使うのかがよくわからないスキルと化してしまった。


更なるイベントでこの呪文の上位版ともいえる「ギガジャティス」を習得することができるがこちらも同様に効果が今一つである。

こちらは「敵味方全体の補助効果を打ち消し、更に一定ターンの間全ての魔法の発動を阻害する」というもの。

強力ではあるのだが範囲が無駄に広すぎるので非常に扱いづらく、追加効果の魔法封印も「マホトーン状態」とは別物として扱われるのでターン経過以外での解除が効かない。


しかもネーミングがドラゴンクエストの他の呪文と比べると今一つであることもあり不評な呪文。結局それ以降の作品では登場していない。


誕生の背景

魔術の国の王と山の樵、魔法研究所の所長は幼少期は無二の親友だった。

三人ともう一人の少女はいつも一緒に遊んでいたが、ある時戦争が起き、その時に少女が運悪く崖から転落死してしまった。

それが原因で幼少期の王は妄執に囚われてしまい、やがて「敵を滅ぼすための魔法の探求」という禁忌の道を暴走してしまう。

そして王はその妄執を魔族に利用され、存在しないはずの禁断魔術「マナスティス」によって主人公たちさえ一蹴できるほどの強大な魔物となってしまう。

幼馴染である所長は王を助けたい一心で全ての魔法を無に帰す魔術「マジャスティス」を樵や主人公たちの助力によって何とか形にし、城で暴走し続ける王に対して使用するも未完成であったゆえに大幅な弱体化こそできたが禁断魔術を無に帰すには一歩及ばなかった。

だが、その努力は決して無駄ではなく、弱体化によってまともに戦えるようになった主人公たちの活躍により王を蝕む禁断魔術は完全に祓われ、自らの妄執の行き付く果てを味わった王は魔術から決別し、もう一つの趣味である音楽の道を進み、魔術の国は現代には音楽の国へと生まれ変わっていた。

所長はその後も悪しき魔術を祓う為に研究を続け、生涯を費やしようやく「マジャスティス」を完成させ、研究所の地下の自らの墓石にその魔術を残した。


その後、この墓石に残されたマジャスティスを継承した主人公のさらなる協力によって研究の針はさらに進み、より強化された「ギガジャディス」を完成させた。



このような特別な背景を持っているのにもかかわらずその実態は非常に扱いづらい呪文とは、流石に調整ミスとしか言いようがない……。


小説版

小説版『ドラゴンクエストⅦ』ではマジャスティスに関してはゲームと同じ流れだが、ギガジャティスに関しては大きく異なり、「水の精霊の加護により使える特殊な呪文」という立ち位置になっている。

最終決戦直前にシャークアイが自らの水の精霊の紋章を主人公に見せ、その際シャークアイの紋章が主人公に受け継がれた。

オルゴ・デミーラが最後の悪あがきとして全ての力を振り絞り放とうとした「マダンテ」に対し、主人公自身とシャークアイの二つの紋章から抜け出た二頭の龍がマダンテの炎を喰らいつくして打ち消すという「対マダンテ用呪文」としての見せ場が与えられた。


関連タグ

ドラゴンクエストⅦ ドラクエの呪文一覧

いてつくはどう ギガジャティス

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