概要
出会いは北島マヤが舞台鑑賞をしようと劇場へ足を運んだ時、速水真澄にぶつかりそれが縁で座席に案内してもらったのが始まり。
その後マヤは彼女の演劇才能を見出した月影千草の元で演劇を学ぶ事になる。一方、真澄は月影千草の持つ「紅天女」の上映権を巡り、演出家の小野寺一と共謀し月影千草が立ち上げた「劇団つきかげ」を潰そうと画策するが、どんな嫌がらせや妨害にもめげずに立ち向かって、ひたすら演劇に打ち込むマヤの姿に心惹かれてファンになっていく。
そして真澄はマヤを影から見守るあしながおじさんとして匿名で彼女を支援をしていくようになり、マヤは匿名の庇護者をいつも紫のバラを添えてくれる事で「紫のバラの人」として感謝や親愛をし、いつかは会いたいと願うようになる。
しかし、マヤはその「紫のバラの人」は時には憎み、時には優しさを見せてくる速水真澄とは気づかないまま時は流れるが、ある事がキッカケで「紫のバラの人」の正体に勘づき真澄を意識し始める。
マヤは同じ紅天女候補である姫川亜弓と共に「紅天女」のモデルとなった梅の谷へ行き月影による演義指導を受けている時に、真澄と出会い紆余曲折を経てそこで自分の気持ちに向き合い彼に対する思いを自覚する。
修行を終え東京へ戻り、マヤは「紅天女」に向けての訓練を重ねて、真澄は仕事や縁談に翻弄されて行く内に、互いの気持ちがすれ違ったりして混乱し迷う事もあったが月影千草のアドバイスや聖唐人の支援を受け気持ちを揺るがないものにする。
そして色々な偶然が重なり、クルージング船を共にした時にお互いの思いを確認しあった。
乗船後、真澄は自身に起こっている事の清算に動き「紫のバラの人」としてマヤと向き合うことを決心し、マヤは真澄を信じて待っていると告げる。
お互いの思いは同じなのだが、マヤを思っている桜小路優や真澄を思っている鷹宮紫織と言った周囲の人達に振り回されているカップリングともいえる。
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NL ノーマルカップリング 歳の差カップル 青年少女 男女カップル
ケンカップル:マヤが真澄に対する気持ちを認識するまではこの感じだった。