概要
アメリカの女流作家J・ウェブスターの児童文学作品。1912年刊。孤児ジルーシャ(ジュディ)は孤児院の評議員に文才を認められて大学に進み、生来の才能に磨きをかけ、明朗で積極的な女性に変貌(へんぼう)していく。物語はその大学生活4年間を名も知らぬ評議員あての手紙形式で語るという独特の形をとっている。原名はアシナガグモの一種で、ジルーシャが保護者である長身の評議員のニックネームに使っている。孤児に対する深い同情やヒロインの明朗快活な性格創造から生まれる機知やユーモアで、いまも広く読まれている。
世間的には
困った人に助けてくれる通りすがりのおじさんとしてイメージが付けられている。
関連タグ
私のあしながおじさん:この作品を基にした世界名作劇場のアニメ
伊達直人:施設などに支援してくれる人物つながり。現実でも、この匿名でランドセルなどが寄贈されることがある。→タイガーマスク運動