マニュアル警察

まにゅあるけいさつ

東野圭吾の短編小説。マニュアル人間を揶揄した内容となっている。また、世にも奇妙な物語にて映像化。

概要

短編小説集『毒笑小説』に収録。

また、『'99秋の特別編』にて、玉置浩二主演でドラマ化された。

あらすじ

　衝動で妻を殺した男は、自首するために警察に訪れる。しかし、待っていたのはマニュアル通りに動く警察官だった……。

プロローグ

目覚まし時計が鳴っている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「この時計は目覚ましが鳴り止みません。でも、取扱説明書を見ればすぐにとめることができます。便利なものです。えー…」

止めかたを探すが見つからない。時計は鳴り続ける。　「あー……うー……あぁっ！」

本を投げ捨てる。そして時計をたたくと止まってしまう。　「もしかして、過剰なマニュアルは奇妙な世界の入り口なのかもしれません」

関連タグ

東野圭吾　こいつおまわりさんです　ブラックコメディ

超税金対策殺人事件、殺意取扱説明書：同じく世にも奇妙な物語でドラマ化された短編。