マリオカートアーケードグランプリVR
まりおかーとあーけーどぐらんぷりぶいあーる
2017年7月14日から全国のVR ZONEなどで稼働したマリオカートアーケードグランプリシリーズの外伝作品。開発はバンダイナムコエンターテインメント。キャッチコピーは「このマリオカート、ヤバイ。」。
マリオカートシリーズ初のVRタイトルであり、プレイする際はVRゴーグルやヘッドホンの他、両手にもアイテムを投げるための機器が装着される。各プレイヤーのVR映像は筐体の横のモニターにも表示されるため、待っているプレイヤーもその対戦の様子を観戦する事が可能。
走るコースや登場するキャラクター、乗るカートなどはマリオカートアーケードグランプリDXがベースとなっている。本作にはグラフィックにUnreal Engineが使用されているため、コースやキャラクターがDX以上に綺麗な仕上がりになっている。
1プレイにかかる料金は1000円であるが、その分だけ非常に綺麗なグラフィックで超ド派手なレース展開が楽しめるようになっている。
現在はVR ZONE自体が激減しており、現在は日本だと沖縄ぐらいにしか現存していないため、プレイできる条件は相当限られている。
走るコースはDXのコースをベースとしたメドレー式となっており、キングダムウェイ(ミラーコース)→エアリアルロード(BGMはスカイアリーナ)→クッパキャッスル→ピーチキャッスルの順番でコースを1周する。
また、パックンフラワーやドッスン、バブルなどがレースに直接干渉するおじゃまキャラとしてレーサー達に襲い掛かってくる。これはアーケードグランプリシリーズとしては異例である。
キングダムウェイでは滝からジャンプした後、カートが一瞬急降下してからグライダーが出て滑空するというエキサイティングな仕掛けが搭載されている。
エアリアルロードはコース後半の急カーブが緩やかになり、クッパキャッスルもDXにあった180度カーブがオミットされて走りやすくなっている。
エアリアルロードのジャンプ台で滑空した後からアイテムバトルが開始。空中に浮かぶ風船から手を伸ばしてアイテムをゲットする。
アイテムはミドリこうら、バナナ、ハンマー(ピコピコハンマー)の3つ。バナナを前に投げて攻撃したり、ハンマーを好きな方向に振り回す事も可能。