「楽しく勝負しましょうねぇ♪」
「楽しい勝負でしたぁ♪」
CV:河実里夏
概要
ぷよぷよテトリス2に出てくるキャラクターで、作中で「ぷよぷよ」と「テトリス」の世界を混ぜた犯人とされる人物。作中では、「世界を…混ぜる…」などの不穏なセリフを発しながら、キャラクターたちに「誰かと戦いたくてたまらなくなる」呪いのようなものをかけるなどの迷惑なことをしている(ただし、これは必ず効くわけではなく、強靭な精神力で克服した人物や、あいつの力で守られた人物もいる)。
人物
登場当初は黒、ピンク、紫を基調としたワンピースを纏い黒い手袋をしており、目が黄色くジト目状でとげとげしい髪型の上に黒い雲状と稲妻の形の飾りをつけている。また、楽しいことを求めてさまよっているが、喋り方がおぞましく、出会った人を怖がらせている。
「楽しい」という言葉を呪いのように発しながら様々な世界に出没する謎の存在で、りんご曰く「見覚えのない電波系の人」、エコロ曰く「時空のバグ」。しかしながら、時々苦しんでいるような様子を見せる、「楽しい」としきりに口にしている割にはあまり楽しくなさそうであるなど、何かありそうな雰囲気を醸し出している。
本人は『「楽しい」勝負をしてもらおうと思っているだけ』と言っているが、ティとオーによると勝負の際に発生したエネルギーを、彼女が吸収しているらしく、上記の呪いも、エネルギーの収集効率を上げるためだったと判明する(しかし、彼女自身はこのことを知らなかった)。
余談
名前の由来はぷよぷよの形状である「丸」から。
その為、彼女の連鎖ボイスは「円」や「球」にまつわるものがほとんどだが、アニメーションでは何故か円や球ではなく四角形や立方体などが登場している(理由についてはネタバレで記述)。
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ
以下、ネタバレ注意
「・・・すけて」
「助けてくださぁい!」
ネタバレ
彼女もまた、先述した呪い(?)の被害者だったことが判明。りんごたちは彼女を救うべく勝負を挑み…。
真の概要
セカイじゅうの勝負が 楽しく行われているかを みまもってきたそんざい ほわほわしたふんいきの ふしぎな女の子
(キャラクターセレクトの説明文より抜粋)
公式サイトなどで登場していた姿は、彼女の本当の姿ではなかった。本来の姿は、全体的に(文字通り)ほわほわした感じになっている。明るい色合いの白、水色、黄色を基調としたワンピースと白い手袋を身に着け、目が青くなりふわふわした髪型の上に白い雲状の飾りをつけている。本来の姿を取り戻した後も記憶はほとんどない状態であったが、対をなす存在を追う手がかりを探すうちに徐々に取り戻し、最終的に主人公たちと共に対をなす存在を止めに向かう。
正体
実は彼女は「時空のバグ」ではなく、「時空の意志」と呼ばれる存在。平たく言えば「神様」である。先述した通り勝負の「楽しさ」を司る存在で、洗脳時に「楽しい」と常に口にしていたのはこのため。
経歴
前作に起きたことについてしっかりと見ており、本来交わることのない二つの世界を超えた絆や友情を目の当たりにした彼女は困惑しつつも、それが許されないことと知りながらそれを「楽しい」と思ってしまう。しかしながら、対をなす存在はそれを良しとせず、許されない絆や友情を世界から完全に抹消すべく、彼女の記憶と心を奪い洗脳して使役した。
これが今作の事件の発端である。
また、これによって「四角や立方体を模したアニメーション」が、対をなす存在の影響を受けていたためだということが判明する。
真の余談
洗脳されたボス、というキャラクターはぷよぷよ~んのサタン以来で、完全な新キャラとしては初。また、洗脳されていた時とは見た目が違うため、アニメーション等が円や球を模したボイス通りのものに一新されている(従来の見た目はボイスチェンジ版として登場している。このため、ぷよぷよ!!のあやしいクルーク以来のアニメーションがボイスのチェンジ前とチェンジ後で異なるという豪華仕様になっている)。
なお「ぷよぷよ!!クエスト」とのコラボの際には、この姿のマールがストーリーのネタバレとなってしまう可能性があったため、マールのこの姿がコラボキャラとして登場することはなかった。しかしコラボ終了後の2022年2月4日に「しろいマール」という名称でこの「洗脳が解けた状態のマール」がぷよクエに登場することが決定。それ以降も何度かフルパワーのキャラとして登場している。
このことから、一応しろいマールのキャラクター自体の版権はセガ側が持っていることになっている(対となる彼も長らくどっち側だったのかは不明だったが、9周年記念のイラストに登場していることから、一応セガ側が持っている。洗脳マールがどっちなのかは不明だが、2人がセガ側であるため、恐らくセガ側である)。