「……いたのか」
「ムシは たべるものじゃない
ムシは あいするものだ」
「ひだりて ムシ とりにくい」
プロフィール
誕生日 | 6月16日生まれ |
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星座 | ふたご座 |
血液型 | B型 |
好きなもの | 虫 |
苦手なもの | 幽霊 |
特技 | 目を開けたまま寝る事 |
タイプ | フィーバーで逆転タイプ |
CV | 渕崎ゆり子 |
舞台版役者 | 綾那 |
テーマ曲 | 散歩の途中で(15th)、のんびりすすめ、ずんずん(20th) |
『ぷよぷよフィーバー2』からの登場キャラクター。
ぷよぷよフィーバーシリーズの三人目の主人公で、シェゾに次ぐ男性主人公。
プリンプ魔導学校の生徒で、クラス替えになった時にアミティ、クルークと同じクラスになった。
誕生日は6月16日で、双子座生まれ。
名前のシグ(Sig)の意味は「戦い」。
「シアン」「アシッド」「シレスティアル」「ハイドレンジア」は5作全てにおいて登場している。
彼の呪文は青を意味するものがほとんどで、強くなるにつれて青みが増している。
これはあやしいクルークの赤を意味する呪文と対になっている。
フィーバーシリーズの主人公三人の頭文字をとるとA・R・Sとなる。
(メインキャラクター3人の頭文字が「A・R・S」になるのはぷよシリーズの伝統である)
性格
いつもぼーっとしている不思議な少年。非常にマイペースだが、昆虫採集が趣味で、大好きな虫のことになると本気になる。実際20thではムシの薬剤利用、ムシの食物利用にブチ切れて襲いかかった。
後の作品になるにつれて何かを知っているような思わせぶりな発言をしたり、口調がはっきりしたものになったりするなど変化がみられる。
因みに、シグは殆どの人物の扱い(特にレムレス。詳細は後述)が雑。しかし、アミティにはその他の人物とはまるで違うような接し方をしている。所謂『クーデレ』という性格に近い。
クラス替えでアミティと同じクラスになる。それまでは影が薄かったのか、クルークには「君、誰?」と言われていた。またラフィーナの名前は、本人に何度指摘されても間違えて覚えてしまう。
容姿
触覚のようなアホ毛(動かせる)、オッドアイ、赤い異形の左手、体からはみ出ている魂っぽい青い生き物が特徴。目や腕など左側が赤くなっているが生まれた時からではなくとある日かららしいが、そのとある日がいつを指しているのかは不明。なお、これに対してシグは左手で虫が取りにくい程度のことしか感じておらず、特に気にしていない様子。
しかし、やはり治したいようで、ぷよぷよ!ではあくまに「ムシあげる なおして」と大好きなムシまで差し出して治してほしいと頼んでいた。
この左側だけ赤くなっているのはクルークの本に宿る紅き魂の魔物が関係しているようだが・・・
シグの姿を見てぷよぷよ!ではシェゾ・ルルーから強い力を感じるなどと言われたり、ぷよぷよテトリスでは時空のゆがみの影響を受けたラフィーナに「秩序から外れた存在」と言われている。(レムレス・サタン・アコール先生はこのことについて何か知っているようだが、明らかとなっていない)
上述の通り、後頭部にアンテナのような触覚?(かみのけアンテナ)があり、時折動いたりする。
それ以外にもときどきへんな魂が隠れ見えることがあるなど、不思議な要素に溢れている。
衣装
『ぷよぷよフィーバー2』『ぷよぷよ!』では白と青のタートルネックのような服に藍色のズボンをはいている。肩にある赤みがかった橙色の物体が何なのかは不明。
頭に乗っているムシはカブトムシ。
『ぷよぷよ7』では前作の衣装の上だけ学ランの上着に変えたような衣装になっている。
でか・ちびは前作の衣装のアレンジになっており、でかはファーのようなもこもことしたものが追加され、頭にムシは乗っていない。ちびは半ズボンになり、頭に乗っているムシはテントウムシになっている。因みにでかシグになると、通常よりやや好青年になる。
『ぷよぷよ!!』では前作までの衣装とはまったく異なるクワガタの絵柄が絵が描かれたTシャツに変更され、全体が藍色っぽい衣装になった。同時にTシャツになったことで今までは手だけだと思っていた赤い部分は腕まであることが判明し、浸食されているのではないかという噂も存在する(元々なのかどうなのかは不明)
また、頭に乗っているムシはテントウムシになり、漫才デモでも常時乗っているようになった。
「幸せそうな声のシグ」も登場。また、『くろいシグ』と呼ばれるシグを真っ黒にしたような姿のキャラクターも登場する。
『ぷよぷよ!!クエスト』では2014年3月28日~4月11日の期間に開催された第一回人気投票で、
アルルやウィッチ、シェゾらの初代組をさしおいて見事一位となっており(王冠シグ)、
その人気もあってか浴衣姿のシグやサンタの格好をしたシグなど多くの衣装違いが登場する。
因みに、今までの作品と比べ、声が少々低くなっている。ボイスチェンジするとほぼ全ての台詞が「シグ」になってしまう(「シーグ」「シグシグー」「シグシッグ」…)。
ぷよぷよクロニクルでのボイスチェンジは、イントネーションが全部疑問形になってしまう。(「えっと?」「何だっけ?」「あ、そうそう?」「これだった?」…)
また、真剣になるといつものおっとり口調じゃなく普通の喋り方になる(DLCストーリーより)。
複数のCDドラマや小説2作でも、メインキャラとして登場する。
活躍
わくわくコースではなんと他人の彼女を華麗にゲットしてしまう。まあタマネギだけど。
はらはらコースでは、よく理解しないで自称王子(さかな王子の変身魔法が解けた姿)のシモベとなり、彼が魚の姿を取り戻すためにこき使われることに。ただし王子とは仲が良く、けっこういいコンビである。
また、ラフィーナのはらはらコースでは、ラスボス戦の前に登場。その時シグは、「この先に行かない方がいい」とラフィーナに注意を促した。シグだからわかるのか?
『ぷよぷよ!』におけるシグのストーリーでは、おにおんやバルトアンデルスと会話するシーンが見られる。彼らの言葉がわかるのは、シグが特殊な人間だからだと思われる。異世界から来たアルルと青色について語り合うシーンも見られ、お前ら結婚しろと言われる程の注目を浴びた。
他のキャラのストーリーでは、リデルに『シグさんもここで負けてください!』と言われたり、ルルーのしもべにされそうになったり、更にはシェゾに『お前(の力)が…欲しい!』と言われた。ある意味人気者。
彼のストーリーの最後に『見たことない虫が森にいっぱい』という願い事を叶えようとするシーンがある。しかし、優勝メダルは虫が嫌い(手がないから虫が止まってもはらえない)という理由で願い事は叶わず終わる。
しかし、そこで『誰でも嫌いな物はある。ごめん、メダルさん。』という名言が生まれた。シグ君マジいい子!
7のストーリーでは、突如出現した「空間のゆがみのようなもの」のせいでアミティらと共にりんご達の住む世界に飛ばされてしまうものの、状況を気にする事無く虫を探していた。
シグきゅんのマイペースぶりマジぱねぇッス。
『ぷよぷよ‼︎』における彼のストーリーでは、シグの左手が何故赤いのかをアミティと共に調べようとしていた。しかし、アコール先生の「虫は右手で捕まえればいい」という発言により、左手についての調査結果は出なかった。シグ達が知るにはまだ早いのか?
他のキャラクターとの関係
アミティ | 『ぷよぷよフィーバー2』からのクラスメイト。他のキャラクターよりも関わっている場面が多く、仲がよい。 |
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ラフィーナ | シグはラフィーナの事を「ラヘーナ」と呼び間違える事が多く、怒られたり呆れられている。 |
クルーク | よく「めがね」「本のムシ」と呼ぶ。レムレス程ではないが酷い扱い。因みに、前者は怒られ、後者は自慢げにされる。 |
リデル | 同じ学校の生徒。『ぷよぷよフィーバー2』では接点はさほど無かった様子だがその後の作品では交流がある模様。 |
さかな王子 | 『ぷよぷよフィーバー2』から三食昼寝付きでさかな王子のしもべになっている。が、シグはシモベの意味を理解していない。 |
おにおん | 『フィーバー2』でガールフレンドのおに子がシグに好意を抱いて以降、彼を恋のライバルとして敵視している。 |
ユウちゃん&レイくん | 前述の通り幽霊が苦手で、『20th』では「ユーレイはことわる」とスルーしている。但しクイズは得意な様である(フィーバー2より) |
レムレス | 無視したりフルボッコしたりする等、極めて雑で酷い扱いをしている。まるでレムレスを毛嫌いしているようである。一部ではレムレスはシグの腕のことを知っている可能性を示唆する場面がある。 |
フェーリ | 『7』では「ムシだらけの毎日」を考えているとフェーリに発言した事で、フェーリは恋心を抱いている相手であるレムレスまで虫だらけになると勘違いしたため怒ってしまう。 |
シェゾ | 『15th』でシェゾがシグの左手に興味を示して以降、『テトリス』ではその力を奪おうとシグを付け狙う。なおシグは、彼の事を「ヘンタイ」と呼んでいる。 |
あやしいクルーク | 彼曰くシグの体が赤い魂の本体であるため、当然ながら彼からは狙われている |
ここからネタバレ注意
赤い左手と魔物との関係について
ぷよぷよフィーバー2にて、はらはらコースボス戦にてシグとあやしいクルークが会った際、シグの左手が紅く共鳴した。あやしいクルークは「何者かの術で私の魂との融合を防いでいるのか…」 「まあよい そんなものは、後でゆっくり解いてやろう」と言っている。
あやしいクルークの言う通り、シグは前ステージであくまから『くまもりのじゅ』と言うお守りを手渡されており、書かれていた呪文『イート ハイリトー』を唱えた瞬間共鳴が起こった。 クルークのカラダを乗っとった紅いマモノが本に封印された際に、魂の抜け殻となった少年の子孫であるとされている。そのためマモノにとっては「自分が完全復活するために必要な存在」であり、カラダを乗っ取ろうとしてくる。
シグは現在もこのお守りを持っているが、これを手放してしまったら魔物との融合が始まって、シグでいられなくなってしまうということなのか…。
実際、『ぷよぷよ!!』シグストーリーにて、『左手を治したい』と懇願するシグをアコール先生はうまいこと言いくるめ『このままでいいんだ』と思わせてしまった。
融合するとどうなるかはわからないが、現状維持が最も安全、ということなのか………。
角川つばさ文庫版「ぷよぷよ」
シグのヒミツでは、ウィッチが作った「チカラがみなぎる薬」がかかってしまい、
見た目がくろいシグのような姿になり、口調もあやしいクルークのようになっていた。
…って!?これだとこの本を読んだ子供たち、紅いタマシイがシグの左手にいると誤解してしまうんじゃ…?(あくまでも子供向けの本なので、マニアがこんなことを言っても無駄。)
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あやしいシグ(非公式キャラクター)
レックス(どうぶつの森) 虫好きつながり。また虫を食用とする存在と不仲なのも同じ。
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毎年4月9日はシグの日です。
※あくまで『シグの日』であり、誕生日は6月16日である。