「フーーーンっ」
「本気なんだな」
プロフィール
概要
続編である『ぷよぷよフィーバー2』ではクルーク・アミティとは別のクラスになる。
のっそりとしており、怒らせなければ温厚で優しい性格。
草木を傷つける人には厳しい。
なお、リデルとは仲がいい。
……という設定が一応あるのだが、残念ながらゲーム中でリデルとまともに絡む事はほとんどなく、
草木にやさしい一面も特に描かれたことはない。
設定上の性格がほとんど作品上で反映されなかったのは、タルタルのみ。
結果的に、後述に記載の通りラフィーナに対するしつこい片想いばかり強調されるキャラとしてしか描かれなかった。
暴走する愛
彼が恋するのは後ろの席に座るラフィーナ。
彼曰く、「自分のことを授業中じっと見てくる」とのこと。
しかし、ラフィーナはタルタルの背中が大きいために前がよく見えず、困っているだけ。
しかし、『ぷよぷよフィーバー2』では、アミティの意見を聞かず、ラフィーナの道を妨害することがある。さらに、ラフィーナの匂いまでわかるという極端なストーカーっぷりも見せている。
※なお、この描写は『ぷよぷよフィーバーハバネロ』から存在する描写で、恐らく、それ以前からも彼女が気になっていたのだと思われる。
※『ぷよぷよフィーバー』では一人学校で留守番しており、ラフィーナに留守番を同伴することを強要している。ラフィーナを妨害する面では、初代から全力の様である。
また『ぷよぷよフィーバー2』の手紙では、アコール先生に「タルタルくんはいつもおだやかね」と言われただけで自分のことが好きなのだと勘違いしている。
そして、ついに本編から抹消されてしまったタルタル・・・
上記の様に公式設定と本編の言動に食い違いが生じてしまったキャラクターであったタルタルは、『ぷよぷよ!』以降から本編から抹消される動きが出始めるようになる(多分タルタルのラフィーナ絡みの言動がセクハラと扱われやすくなったという時代の変化の影響で出しづらくなったためと思われる)。
『ぷよぷよ!』では登場せず、アコール先生が「タルタルくんはおやすみなのよ」と言っているのみ。
そして『ぷよぷよ7』以降の作品では完全に本編では最初から存在しなかったことになり、『ぷよぷよ!!』でリデルが復活した一方で、タルタルは復活せずに終わっている。ラフィーナルートで彼女を妨害する役目は、すけとうだらに取って代わられ、自然に優しいという設定はリデルに受け継がれ、リデルと仲良しのキャラもアミティやおにおん、どんぐりガエル、ツノのお姉様などに引き継がれたことで、タルタルの特徴は全て他のキャラに持っていかれてしまった。
極めつけは、『ぷよぷよテトリス』の漫才デモでアミティが「勝負の相手として思い出す人」としてクラスメイト(当作ではNPC扱いだったリデルも含む)やレムレスやフェーリを挙げていたが、何故かそのクラスメイトで唯一、タルタルだけが挙げられていなかった。これこそ、タルタルが本編から完全抹消された証拠と言えよう。
余談
『ぷよぷよ!!クエスト』では登場している。
もっとも本作は本編とは関係ない上『なぞぷよ』で登場したようなマイナーキャラまで出演している作品なのだが。
しかし、楽曲『ココからもっと!ぷよぷよ!!!』では、タルタルはPVアニメ内はおろか歌詞内にすら登場しなかった。
一応、2022年8月の新テニスの王子様コラボでは「タルタル ver.比嘉」として登場しており、忘れられているわけではない模様。
(他に2019年5月のルパン三世PART5コラボでは峰不二子がタルタルに変装している)