「試験は合格 というところか」
「俺は『らりるれろ』の使者…」
CV:塩沢兼人、山崎たくみ(バンドデシネ)、佐藤正治(1シーンのみ)
概要
「プラント編」に登場する謎の人物。
見た目はシャドー・モセス事件に出現したサイボーグ忍者に酷似しており、背中には高周波ブレードを携えている。
ミスターX曰く「敵でも味方でもない」とのことだが、作中では雷電の前に度々現れては彼に助言を与えていく。
声やセリフから、前作で死亡したグレイ・フォックスが正体ではないかと思われるが…?
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ネタバレ
以下、MGS2プラント編のネタバレが含まれています
「さあ、覚悟はいい?」
CV:寺瀬今日子
その正体はオルガ・ゴルルコビッチ。
セルゲイ・ゴルルコビッチ亡き後に、愛国者達によって子供を人質にされて、止むを得ずソリダス・スネークやリボルバー・オセロットに従わざるを得なくなったオルガが、強化スーツを身に纏った姿である。
強化スーツのマスクに搭載されているボイスチェンジャーで自分の声をフォックスに寄せたり(※)、音声ライブラリを用いてフォックスを始めとする故人の声を使用して雷電と会話していた。
雷電をアーセナルギアに侵入させるために正体を明かし、彼を捕らえて連行する形で侵入の手助けを行った。スーツはこの時点で破棄されたと思われ、残った高周波ブレードはスネークを介して雷電に託された。
※この時の声をよく聞くと変声加工されているものの、セリフの韻等の特徴がオルガを演じた寺瀬今日子である事がわかる人にはわかる為、早く正体に気付いた人もいたらしい。
グレイ・フォックスのサイボーグ忍者との違い
- 非常によく似たデザインであるが、まず頭部のフェイスガードが異なる。
- グレイ・フォックスのは中央に赤外線センサーが一ツ目のように光っている。オルガには無い。
- グレイ・フォックスのフェイスガードは開閉式と思われ、素顔が露わになる。わかりにくいが、目の部分はスリットになっていてそこから肉眼で見ていると思われる。
- オルガのは密閉型なのかフェンシングのもののようなデザインでマジックミラーのように外からは見えず、それを解除すると透けて見える。
共通点としては、どちらもトクガワ重工製である事が頭部にマーキングされている。