概要
2000年代の初めにアメリカ合衆国大統領ジョージ・シアーズ直属の対テロ特殊部隊として編成された。
組織名の「デッドセル」とは「死の細胞」という意味だが、これは「テロ組織に死を与える細胞」という由来を持つ。
表向きはU.S.NAVY SEALsの下部組織となっている。
当初は抜き打ちで政府施設を襲撃して保安設備のチェックを行う仮想演習訓練用の部隊だったが、初代リーダーであるジャクソン大佐が無実の罪で投獄され、監獄内で死亡してから彼に忠誠を誓う部隊は徐々に暴走してゆく。その過激なやり口はプリスキンいわく「狂人の集まり」と評している。
友軍や無関係な民間人をも殺傷するようになっていくが、その戦いの中で部隊は壊滅する。
生き残ったのは3人のみ。3人は部隊を切り捨てたアメリカに復讐すべく、「サンズ・オブ・リバティ」に参加。ソリダス・スネークが率いるビッグ・シェル制圧作戦に参加するも互いに利用し合い、腹の中を探り合う関係だった。
サブスタンス収録のパラレルストーリー「Dead man whispers」では仮想演習用の部隊として運用されているが、ジャクソン大佐が汚職により逮捕されており、更に隊員の素行の悪さにより汚点として扱われている。
元ネタはアメリカ海軍で編成されたアドバーサリーで、基地のセキュリティ能力をテストするための部隊である「レッドセル(Red cell)」。
SEALsやフォース・リーコンの人員で編成され、抜き打ちで侵入して模擬爆弾を設置するなど襲撃や要人の誘拐などを行い、その様子を録画する事で警備能力の向上のための資料作成等も行っていたが、受ける側にとっては実戦と変わらない襲撃なので上層部の反発があり、予算の不正使用などが問題となって解体されている。