概要
中国原産の草花。アブラナ科オオアラセイトウ属。秋に種子をまくとアブラナに似た紫の一重の4弁花を春に咲かせる。こぼれ種で群生し、野生化しているものもある。
標準和名はオオアラセイトウ(大紫羅欄花)だが、ムラサキハナナ(紫花菜)と呼ばれることのほうが多い。ハナダイコンとも呼ばれることがあるが、ハナダイコン属の宿根草ヘスペリス・マトロナリスと紛らわしいのでこの名は推奨されない。
観賞用以外に野菜として利用されることもある。若い葉や花芽などは食べられるほか、種子から油をとることもできる。別名のショカツサイ(諸葛菜)は、諸葛孔明が陣中の野菜不足を補うためこの植物を栽培させたとの故事にちなむ。
関連タグ
アブラナ...外見も利用方法も本種とほぼ同様。