私は月に狂う獣……
概要
Cygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』に登場するカードの一つ。ビショップクラスのレジェンドフォロワー。
『クラシックカードパック』というリリース時から存在するカードパック、構築済みデッキの一つである『純白の戦場』、リーダースキン付きカード(後述)として収録された『起源の光、終焉の闇』の3つの方法で主に入手が可能。
フレーバーテキストによると、彼女は「魔兎」という「天兎」に反乱を起こした存在であり、それにより「天上の宮殿」から地上に追放されてしまったようだ。
地上に降り月光を浴びて昂る自らを嘲った彼女は、月から魔力を享受しつつもその月を憎んでおり、その屈折した願望は恋に狂う乙女の如き歪さであった…というのがムーンアルミラージの簡単なストーリーである。
記事冒頭に載せたカードプレイ時に発するセリフも、月から魔力を享受しながら月を憎むという矛盾を抱えた自らの心情を表したものだと考えられる。
カード詳細
カード名 | ムーンアルミラージ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ビショップ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:5 |
能力 | 疾走 |
自分のターン終了時、このフォロワーの体力を上限まで回復。 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 恒松あゆみ |
収録セット | クラシックカードパック 純白の戦場 起源の光、終焉の闇 |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
容姿
茶色のショートヘアにうさぎ耳、額より少し上の部位にやや大きめの角が付いてる亜人(角娘)。
後のShadowverseには「アルミラージ」を冠するカードが何枚か登場しているが、ムーンアルミラージはその元祖と言える。
服装は黄色の薄着に黒のホットパンツと軽装。
瞳の色は兎らしく赤。進化すると碧眼へと変わる他、上着にレースが追加される。
鎖に繋がれた槍を装備しており、上半身には鎧のような装飾が随所に見受けられる。
また腋チラ要素もある。
ゲーム内において
疾走という場に出たターンでもすぐに攻撃できる能力と、自分のターン終了時に自身の体力を全回復する能力を持つ。
「詠唱」系アミュレットを経由せずに直で疾走を持つビショップのフォロワーは当初少なかったため、アミュレットの気配が無いからといって油断するとこのカードによって奇襲を食らう可能性があった。
第7弾『時空転生』で登場した「自分のビショップ・フォロワーが攻撃するとき、ターン終了まで、攻撃力の値ではなく体力の値と同じダメージを与える」能力を持つ頂きの教会と併用すると、攻撃力5分で攻撃できるため強力になる。
2つ目の回復能力も、相手フォロワーの処理はもちろん、第8弾『起源の光、終焉の闇』で登場した天狐の社などの能力を働かせることにも使える。
第29弾『ミスタルシアの英雄』では、玉兎の治療師の進化時能力によって場に出るトークンフォロワーとしても登場。長い時を経てローテーションなどでムーンアルミラージを目にする機会が再び出てきた。
リーダースキン化
2017年6月16日に開催されたイベント「1st Anniversary 人気カード投票」にて、10枚のビショップのカードの中にピックアップされた。その10枚の中で見事1位を獲得し、リーダースキンとしての実装が決定。その後、第8弾カードパック『起源の光、終焉の闇』でまれに入手できるリーダースキン付きカードとして実装された。
ムーンアルミラージの場合、固有の人物名が設定されてなかったため、新しく「ラミナ」という名前が設定された。リーダースキン付きカードもムーンアルミラージ・ラミナとして登場しており、カードテキストには「※このカードは「ムーンアルミラージ」として扱う。」という注釈文が付いている。
「月が私を獣に変える……」
CVについて
リリース最初期のShadowverseではカード個別の担当声優が非公表だったため、各カードのCVについては様々な憶測が飛び交っていた時期があった。そんな中、印象的なセリフや声からベルエンジェルなどと一緒にムーンアルミラージのCVが気になるという意見は特に多かった。
というのも、ルシフェルやフォルテといったキャラは、Cygamesの他作品である神撃のバハムートやグランブルーファンタジーのいわゆるスターシステムで既に具体的なCVが明らかになっていたため、CVの特定は容易だった。しかしムーンアルミラージの場合Shadowverseで初めて声が設定されたため、CVについてはどうしても不明瞭な部分があったのだ。
担当声優については、過去の役の連想から加隈亜衣という噂があったが、後にShadowverse PortalにてCVが公開され、恒松あゆみという事が判明した。
なお加隈亜衣は後にオルトロスや赤ずきん・メイジーなどの役でShadowverseに出演している。
神撃のバハムート
ムーンアルミラージの元ネタは、同じCygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』であり、そちらが初出となるキャラである。
Shadowverseのカードイラストの多くは神撃のバハムートに登場するカードを元にしており、このキャラもその中の一人である。イラストも神バハのカードの1段階目と4段階目を用いている。
関連イラスト
関連タグ
Shadowverse Shadowverseの登場人物一覧 ビショップ(シャドウバース)
月の輝きが……私を狂わせる!!