ムーンビースト
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むーんびーすと
ムーンビーストとは、クトゥルフ神話における独立種族。
「月棲獣」「月の怪物」と呼ばれる幻夢境の月に暮らす異形の生物。
H・P・ラヴクラフトの「未知なるカダスを夢に求めて」によると、その姿は"灰色がかった白い油ぎった肌はまるで目のないヒキガエルのようで、その皮膚は伸縮自在に形を変える。鼻にあたるであろう部分にはピンク色の短い触手が生えている。"と描写されている。
幻夢境の月は異形のものの棲む巣窟となっており、月の裏側には見たこともないような都市が存在している。
彼らは角と蹄を有する人間のような生物であるレンの人間もどきを奴隷として扱い、黒いガレー船を用いてドリームランドの都市や地球にやってきて取引を行なっている。
レンの人間もどきはムーンビーストを崇拝しており、ムーンビーストはニャルラトテップを崇拝しているといわれる。ときにムーンビーストはレンの人間もどきを兵士として扱いその喧騒を楽しむ。
性格は残虐な快楽主義者で、長い槍を持ち犠牲者を惨殺するという。
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